「明さん、ファスナーを上げて」

明さんがワンピースのファスナーを上げてくれました。

「そう言えば、

〽︎背中のボタンが留めにくい   

っていう歌詞が出てくる歌があったなぁ。何ていう歌だったかな?」

「ああ、その曲聞いたことがある、誰の歌だっけ?」

明さんが早速携帯で調べ始めました。

 

 

 


正解は『そっとおやすみ / 布施明』

化粧の後の かがみの前で
いつも貴方の 手を借りた
背中のボタンが とめにくい
一人ぼっちの 部屋で
今は居ない 貴方に
そっとそっと おやすみなさい

(1番の歌詞)

YouTubeを二人で観ながら歌詞を確認しました。

「昭和45年に発売された曲だね」

昭和生まれの私達にはホッと沁み入る歌でした。

 

 

 


22時少し前に私と明さんはホテルを出ました。

「理子さんに精気を吸い取られた。今夜はぐっすり眠れそう」

「私もぐっすり眠れそう」

明さんはニコニコして上機嫌なご様子。

「明後日の今頃は西井さんと3人で会っているんだね。あの話を聞いて西井さんのHなイメージがすっかり出来上がってしまった」

「駄目だよ。穴に指を◯本入れているとか考えながら話をしたら」

「当日西井さんとHな話がしたいな」

「初対面では無理でしょ」

「どれだけHなことをしているのか参考にしたい。それから彼女のことも聞いてみたい」

 

 

 

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