「俺のモノを握っていて」
「動かさなくて握っているだけで良いの?」
「うん、こうしていると落ち着く」
「ああ、男の人って自分のモノを握っていると安心するっていうよね」
「うん。眠れない時、自分のモノを握って寝たりするよ」
お喋りタイムを一旦終えて、私が布カバーの下に潜り込み明さんのモノを咥えていた時でした。
明さんが布カバーの上から私の頭を軽く押さえ付けました。
〝あっ、早くもイキそうなのかな?!〟と思いつつ、私は暫く咥え続けていたのですが、いつもならイッた後に手を離してくれるはずが、今日はいつまで経っても離してくれません。
私はそのままの状態でいることが段々と苦しくなってきました。
口で息が出来ないので、鼻を目一杯使って息をしています。
「どんな感じがする?」
「苦しい、、」
「えっ?何?」
私は明さんに頭を押さえつけられてモノを咥えながら話しているので、明さんに上手く言葉を伝えることが出来ません。
「く・る・し・い」
そう言っても明さんは私の頭から手を離すことをせずに話を続けます。
「斜め前の車の人がこっちを見ている。向こうからこっちが見えるかな?あっ、車から外に出て景色を見に行くみたい、、」
私は相変わらず明さんが話している間、ずっとモノを深く咥え続けていました。
私はいよいよ我慢が出来なくなってきて、
「苦しい!」
と再び言った後に、モノを口から離して布カバーの上に頭を出しました。
斜め前の車を見ると年配の御夫婦らしき二人が景色を見終わって車に乗り込むところでした。
「寒くなってきた」
「寒い?じゃあ後ろを閉めようか」
明さんは車外に出てハッチバックを閉めると、暑くて脱いでいたシャツを再び着ました。