驚愕カップルの自宅に私と明さんはお邪魔することになりました。
私は手土産を買って駅まで迎えに来ていた明さんの車に乗りました。
車で30分程走った所にカップルの住んでいる家がありました。
約束していた20時半少し前に明さんが玄関チャイムを押しました。
暫くするとドアが開いてがっしりした体格の彼が現れました。
「こんばんは」
明さんが挨拶すると、彼はにこやかな表情でハグをしてきました。
遅れて彼女が出てきました。
明さんと笑顔で挨拶を交わすと、明さんの後方に居る私の存在に気付きました。
「こんばんは、お邪魔します」
と挨拶をすると、彼女はニコニコして私に近づくや否や、肩や腕を念入りに触ってきました。
〝えっ?〟と思いながらも、私は案内されるままリビングに入りました。
明さんはこれが3度目の訪問になるので、カップルと親しげに話していましたが、私は少し緊張して落ち着きませんでした。
彼女が私と明さんにお茶を淹れてくれました。
とても美味しいお茶でした。
彼女は料理が得意なようで、今度は私達に手料理をご馳走したいと話していました。
私は3人の会話に時々加わりながら、明さんの隣に座っていました。
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明さんはエッチな話が大好きです。
むっつり助平ではなくオープンに話すタイプです。
彼女と彼に色々な質問をし始めました。
「例えばだけど、彼女と俺、彼と理子さんの組み合わせでこの部屋でやることは出来る?」
彼女の答えは〝イエス〟
「じゃあ、この部屋で彼女と俺、隣の部屋で彼と理子さんは?」
彼女の答えは〝ノー〟
「どうして駄目なの?」
彼女と彼が母国語で話し始めたので、彼は業を煮やして英語で話し始めました。
3人の英語での会話が終わると明さんが私にその理由を説明してくれました。
「彼女の前なら良いけれど、彼女の目の届かない場所で彼が他の女性とやることは駄目なんだって。彼は完全に彼女の監視下に置かれているね」