「場所は何処でやるの?助手席の椅子を倒して?」
「ううん、後部座席でやる。後ろに移動して」
私は助手席から後部座席に移動しました。
「それで私はどういう体勢を取ったら良いの?」
「ドアを背にして横になってみて」
私がその通りにすると明さんはワンピースの裾に手をかけて少しずつ捲り上げていきました。
私は明さんがやり易いようにワンピースに素足の状態でいました。
今回はあまり時間が無いので、とにかくスムーズに終わらせたかったのです。
その後は広げたワンピースの中に顔を埋めて私のアソコを優しく舐め始めました。
明さんは自分が舐めている姿を私に見られることがとても恥ずかしいのだそうです。
ラブホテルの室内を極限まで暗くしたかった理由も後に分かったのでした。
途中で私が、
「この体勢だと大変じゃない?疲れない?」
と尋ねると、
「うん、後部座席を倒してフラットな状態にしてやろうかな。確か出来ると思ったんだけど、何処を触れば倒れたかな?」
明さんがレバーを操作をすると後部座席がフラットな状態になりました。
けれども背中があたる部分が硬い素材なので、そのまま横になったらとても痛そうです。
明さんにそのことを伝えると、
「持ってきたバスタオルを敷けば大丈夫だよ」
と言って、私が持参したバスタオルをその場に広げました。
私は足を広げたままの状態で声を押し殺しながら仰向けになっていました。
ドアガラスの向こうに見えるお月さまがとても綺麗でした。
「こんなに長い時間夜空を見上げたのはいつ以来だろう」と明さんが無心になって舐めている最中にそんなことを思っていたのでした。