2022年10月に記事を書き直しましたのでこちらをご覧下さい。
以下、旧記事です。
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◆広島湾要塞の概略はこちら→→→
前編で載せた略図。
平坦地脇から長い階段を上がっていきます。
階段沿いに手すりを設置したと思われる台座が残っています。
階段を上り切ると観測所があります。
砲座の標高は143mですが、観測所はソコから50mほど上がった高い場所に設置されています。他の砲台でもよく見かける配置ですが、急勾配の長い階段を上がるのは結構しんどいです(^^;)
地下掩蔽棲息部の内部です。伝声管があります。
観測部屋。測遠機の台座があります。
掩蓋の据えた部分のアンカーボルトが残っています。
掩蓋を見てみたいなぁ。佐世保行こうかなぁ。。。(´・ω・`)
前方より。
観測所を後にして小径を進んでいきます。観測所を振り返って見ています。
小径脇に小隊長位置っぽいのがあります。
さらに進むと、石積みの遺構が現れます。
先ほどの観測所と同様に、測遠機の台座を持つ観測スペースがあります。その後ろには部屋。ちなみに後方下にも機器を据えたような小部屋があります。さしずめココは司令所と言ったところでしょうか。
上から撮影。
屋根を据えたアンカーボルトが残っています。
真上から見下ろすことはめったにありませんw
窓の蝶番が残っています。
裏手下に部屋が2つ並んでいます。
部屋と言うか広めの電話ボックスぐらい?なので通信室ってことでw
通信室前から司令所を見上げてみます。
以上、鷹ノ巣高砲台でした。
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[参考資料]
「現代本邦築城史」第二部 第十九巻 広島湾要塞築城史(国立国会図書館デジタルコレクション所蔵)
「呉・江田島・広島戦争遺跡ガイドブック〔増補改訂版〕」(奥本 剛、潮書房光人新社)