官舎での人間関係について。
自衛官の妻同士の友達って作った方がいいですか?作らなくてもなんとかなりますよねと、時々DMをいただいていたので、私なりの考えを残しておきたいと思います
ぜひ最後までゆるっと読んでってね。
**このブログは自衛官妻のもよが官舎生活&転勤生活をするにあたって
「そんなんあるんやったらはよ教えといてや!」と思ったことを
ダラダラとつづっているブログです。
うちは空なので、陸と海では当てはまらないこともあるかもですが、
ふーん、そんなこともあるんやねってな感じで気楽に見てもらえると幸いです**
友達はいなくてもいい
結論から話すと、私は友達はいなくていいと思う派。
異動や人事のことなど、気軽に話してはいけないこともあるし、
官舎である以上は夫同士の階級の関係も少なからず影響してくるので、
本当に気の合う人とだけ親睦を深めるだけでいいし、
気の合う人がいないようなら、無理に頑張らなくていいと思う。
ただ、だからといって孤立するのは良くないと実感してます。
孤立だけはしちゃいけない
これを話すにあたって、ちょっと私の経験を話したい。
以前、私が住んでいる地域で小規模な自然災害が起きましてね…
半日で復旧したけど、断水しちゃったんですよ。
夫たちは出勤したあとで誰もいない。自治体からの情報も手に入らず…
いつ復旧するかもその時点ではわからず、私も水の蓄えはあったとはいえさすがにプチパニック。
そしたら、他の奥さん達との間で
「うちウォーターサーバーあるから、困った時は声かけて!」
「これからスーパーに水汲みに行くけど、一緒に車乗せてくよ!」
「○○の水道管が漏れて、水浸しになってるみたい。今工事してる」
「○時に復旧予定。一応、給水車も来るって!」
と、LINEで声の掛け合いと情報交換が始まったんです。
私も、仕事に出ているはずの奥さん友達に「今日は子供たちだけでお留守番?大丈夫?」とLINEしたりして。
その時に感じたのが「無理に友達を作る必要はないけど、孤立するのはとても危険」ということ。
日頃から挨拶以上の関係があったからお互いに気を配れたけど、顔を見たことがある程度で家族構成も知らない、名前もよく知らない、当然LINEも知らない人だと、こちらから「大丈夫?」って声掛けるのすっごいハードル高いんですよ…
官舎で孤立すると、何かあった時に助けることも、助けを求めることもしにくくなる。
一部の官舎では
・家族構成が記載された名簿が全戸に配布される
・草刈りは当直意外、全員強制参加
・団地タイプは縦の階段ごとに夫人会がある
などなど、横の繋がりを持つことをかなり意識して運用されているところも少なからずあるみたい。
過去大災害はあった地域は、👆の3つをコンプリートしてるところもあるそうです。
めんどくさー!と感じる人もきっといるよね…
私も最初にそれを聞いたとき、「うへぇ」って思ったんだけど、実際に被災して考えを改めた。
官舎での横の繋がりは、いざという時に、自分や周りの人の命を守ることにも繋がる。
草刈りも夫人会(階段会という名称のところもアリ)も、できる限り参加すべきなんだ、と感じました。
敵を作ることはしない
奥さん仲間複数人と集まってランチした時に「官舎内の友達は最悪いなくてもなんとかなるけど、敵だけは作っちゃだめだよね」としみじみ言った人がいて、もう全員赤べこみたいに首をブンブン振って同意しました笑
シンプルに言うと、嫌われるような行為をしないってこと。
私の周囲でよく聞くのは…
挨拶をしない、してもムスッとした顔で返される
深夜早朝の異常な騒音(外で大声で話すとか)
ベランダでのタバコ
自治会活動に非協力的
この辺り。
自衛隊の官舎じゃなくても、普通にトラブルのもとですよね…
特に、挨拶は本当に大事。仲よくしてくれている陸自の奥さん(官舎住まい)も、「挨拶だけは絶対にする!」と言っていて。
私も人見知りだけど、頑張って明るく口角を挙げて挨拶するよう意識してます。
朝とかだと、こちらが明るく挨拶しても、しんどそうな顔で返されたり、男性には「ッスー…」なんて言葉にならない挨拶をされたこともあって、
その度に人見知りな私は「頑張って挨拶したのにぃぃぃい」なんて悶えてるんですが(笑)
そんな姿を見ていた人が、草刈りの時に「前から話したいと思っていた」って声をかけてくれて、そこから輪が広がりました!
今やランチ仲間です
とりあえず明るく挨拶しとく
冒頭の自衛官の妻同士の友達って作った方がいいですか?作らなくてもなんとかなりますよねに対する私の返答としては、作らなくてもいいけど、孤立したり敵を作るようなことは極力避けて!です。
自衛隊官舎は特にいざという時に男性陣が不在になるので、私みたいな人見知りタイプでも、勇気を出して横の繋がりを作っておくことで助け合いやすくなるというのがここ数年で得た気付き
以上、おわり