こんにちは。
mizukiです
公立中学校 支援級在籍
軽度知的障害(IQ50〜69)
ケーくんと、
姉のネー子、パパとの静かな日常
を書いています
ケーくんは、
中1の秋から不登校気味。
躁うつ症状に悩まされながらも
成長を見守っています。
ケーくんは
人の中にいるのが大好きです。
年齢が上がってきてから
放課後等デイサービスを増やし、
より多くの人と接する
機会が増えました。
幼少期は家族で十分でしたが、
多感な年頃になると、
親や家族以外の方が
良かったりするからです。
新しい発見や刺激も
多いと思います。
もともとケーくんは、
年の近い子をよく見て
真似をするタイプでした。
つるんで、お喋りして、笑い合う、
そういう自然な関係が
好きです。
だからこそ、
ネー子とも上手くやります。
(mizuki)
「え!ケーくんいつの間に
洗濯物のタオルを
こんなに上手に干すようになったの?」
「へっへー。
ネー子に教えてもらったからね。
こうやって、タオルの下を
合わせるんだって。」
私やパパが何度言っても
やらなかったのに。
ネー子が休日で2人でお留守番の時、
家事を頼んでいて、
それを手伝ったらしい。
シワシワだけど、まぁいいか!
丁寧に揃えて干すだけで、
とても嬉しいのです。
さらに先日、お泊りをして
チェックアウトの朝。
(mizuki)
「ケーくんも自分の荷物を
全部バッグにしまってねー。
忘れ物がないように。」
「はーい。」
「あれ?
すごくきれいにパジャマ畳むね?👕」
「まぁね。
Bデイでやってるからね。」
これも、
何度も教えようとしたけど、
なかなか教えられなかったこと。
デイでの経験が
自然と身についていました。
ケーくんは、
気分障害になってから
人に対して特に敏感です。
デイの事業所によっても、
関わる人によっても、
すぐに反応が変わります。
先月、Aデイで
「ケータくん、支援者に文句を言います!」
と、報告を受けました。
私は、すぐに
「すみません」
と言えませんでした
お世話になっているのに、
なんてひどい保護者なのでしょう!
自分でもそう思う…。
けれど、
ケーくんなりの事情があったに
違いないと
反射的に思ってしまったのです。
※後から謝罪を伝えました
ケーくんとも話しました。
学校の支援級で散々
指導を受けたケーくんは、
「押し付けの指導」を強く嫌がります。
「こうやらなきゃダメだ」
「教えてあげてるのに」
「大人の話を聞けない子だ」
こういった雰囲気を敏感に察知し、
反発してしまうのです。
これは、
家族に対しても同じ。
家族が少しでも指導っぽくすると、
途端に反発します。
そこからは、
何も学びません。
でも、
今回のB事業所では
タオルたたみを始め、
たくさんのお手伝いを
穏やかに楽しく
させてもらっているようで
ハイテンションの日でも
酷くならずに帰宅します
こうした穏やかな関わりが、
ケーくんを自然と、
「人の役に立つ事ができる人間」
として成長させてくれるのだと
改めて思いました
いつかどこかで聞いたことのある
「優しさの中で育つ」
というのは
こういう事なのかと、
ケーくんと一緒にいると
新しい発見や出会いが多いです。
ご支援いただいている皆さま、
いつも温かく見守ってくださり、
優しさやご理解をくださり、
本当に
ありがとうございます。
皆さまのご支援があるからこそと、
感謝と共に
親も歩ませて頂いてます
思いやりの心と
出会いに、今日も感謝を




