こんにちは。

mizukiですニコニコさくらんぼ



    

公立中学校 支援級在籍

軽度知的障害(IQ50〜69)

ケーくんと、

姉のネー子、パパとの静かな日常

を書いていますスター


ケーくんは、

中1の秋から不登校気味。

躁うつ症状に悩まされながらも

成長を見守っています。




桜

「合唱」は


学校を卒業すると

ほとんど聞く機会がなくなる。



学校でしか

できないことって

たくさんあって、


わたしはそういうのが

結構、好きです。



クラス合唱

学年合唱



若い集団の元気なパワーを

目の当たりにするこういう瞬間に、


毎回、感動します。




そんな学校の

先生方を

尊敬しないはずはない。




だけど、

私は結果的に、


戦ってしまった。






本当はただ…、


理解してほしかっただけ。  



ケーくんの特性を、

そして彼という人間を。  



成長を見守る立場として、

共に歩んでほしかった。  



ケーくんのことに関しては

わたしも譲れなかったし、


理解し合うには学校側も

時間が足りなかったのだと思う。




桜




彼はまだ成長途中の子ども。  


でも、多くの子どもたちと

「違う」。  




だからこそ、


同じやり方ではなく、  

彼に合った学び方が必要だと思った。 


 

だから支援級を選んだ。




でも、

学校は、違った。  






『特別な支援』は、


「彼の可能性を広げる」

ものではなく、  


「できないことを直すための場」

になっているように見えた。  




「どうしたらできるようになるか」  

「どうすれば普通に近づくか」  


そんな意識ばかり。  



あるいは、  


「どうせできない」

と放っておかれる。





でも、

望んでいたのは、

そうじゃない。  




子どもは、

失敗しながら成長するもの。 


そして、

ケータは特にゆっくり成長する。

 


だから支援級は、


足りないところを矯正する場所

ではなく、  



「その子のペースで学び続けられる環境」


であってほしかった。  




「ダメ、また間違ってるよ」

「なんでできないの?」

ではなく、  


今日できたことを一緒に

喜んでほしい。  



「努力しないとできないよ」

「一生できなくていいの?」

ではなく、  


今日も続けられたことを

認めてほしい。  




知的障害の子には、


穏やかな声かけ

急かさない

学習の継続


が必要だってこと、

知っているはずなのに。



焦らず、急かさず、諦めずに

学習や学校生活に

寄り添うこと。  



それが、彼に必要な


『特別な支援』


だったのではないかと思う。  






学校を責めたいわけではなかった。

  

先生たちも、

決して冷たい人ではないと思う。  



ただ、「支援」の考え方が、

親の私と根本的に


ずれていたんだと思う。  



その「ずれ」を

すり合わせたいと

願っていた。





本当の、

子どもの人生や成長を見据えた、

子どものための

「支援」とは何なのか。  




支援級は、

子どもたちがそれぞれの

特性を持ちながら


『そのままで大切にされる場所』


であって欲しい。  




その上で、


『学びを積み重ねる場所』


であって欲しい。





それが、私の願いだった。  






最後まで


担任とは、

思いをすり合わせること、

共有することは、




叶わなかった。







それでも、

ここまで支えてくれて


本当に感謝の気持ちです。




桜



ケーくん、
よくやったね。



いつもだけど、
今日は特大の

花まるだよガーベラキラキラ







これからもぼちぼちにっこり桜






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