こんにちは。

mizukiですニコニコさくらんぼ



    

公立中学校 支援級在籍

軽度知的障害(IQ50〜69)

ケーくんと、

姉のネー子、パパとの静かな日常

を書いていますスター


ケーくんは、

中1の秋から不登校気味。

躁うつ症状に悩まされながらも

成長を見守っています。





卒業間近の日に


教頭先生から電話がありました。



謝罪の電話でした。



本来なら直接にお会いして、

説明と謝罪のための

面談を、と言われました。




でも、時間の都合もつかず

学校もいそがしいと思い


こちらからお断りして、

電話で済ませることにしました。





わたしが最後に、

パパに持たせた文書の返答を、

とのことでしたが、


全て過ぎたことなので

今さら特にご返答はいりません、

今後に役立てていただければ、

それで十分です、

と伝えました。



ただ、

困ったり、辛かったりしたのは

子どもであること、


支援級の子が、

支援の場で弾かれてしまうと


この先、社会に適応するための

 手段が格段に少なくなってしまうことを


学校には理解して欲しい

ことを伝えました。





先日、最後の面談に

行ってくれたパパからも、


常に大人が子どもの対応を

学び続けなければならないこと、

支援級の子どもたちは、

とくにデリケートで

一人ひとりが大きくちがうこと、


それを学校が

詳しく関与することなく、

治外法権のように

支援級だけで自由に

やらせているのは

どうなのかと伝えた、

とのことでした。



学校側は、

実情を何も知らず、

平謝りだったとのことです。



年度初めに校長先生に伝えたことや、

進学の件でしっかりと

支援級も指導して欲しいと

教頭先生に伝えたこと、


それらが反映されていないことが

分かりました。


学校は、

支援級について、

全てを主任に任せきりだった

ということだと思います。






わたしへの電話でも


「ただ、ただ、

ご指摘頂いたことに申し開きもない」


と言われましたが、



それぞれが仕事をしていたのは

知っているので、

親に謝罪、という話ではなくて、




なによりも、

辛かったのは子どもだということ。



今後、同じように辛くなる子どもが

いないように、

きちんと、

同じ学校の子どもたちとして

支援級を

見てほしい気持ちを


伝えさせてもらいました。




「今後はきちんと管理をしていく」

「度々のこと、本当に申し訳ない」



と、教頭先生からのお言葉で、

支援級主任の話は、

ありませんでした。


でも、

わたしは良いと思っています。



いつかの誰かにとっては

彼らも正義なのだと

思うから。




時代が変われば、

正義も変わる。



変化が必要なら

今後、

時代の流れや波にそって


きっと変わらずには

いられないと思うから。




誰かに思い知らせたい


とか


誰かに何らかの罰を


とか



そういうのは

全く望んでいないし、

意味のないこと。




変化はすぐに現れるものではないから、

その間にまた

辛くなる子どもたちが

出るのかもしれません。


苦しむ保護者や傷つく教員も

いるかもしれません。


でも、

声を上げれば、

変化の速度は多少、

早くなるのかもしれない。




ただ、


悪者がいるわけじゃないから。





「人を憎まず罪を憎む」



とても難しいことだけど


たぶん、

そういうことだと思う。




わたしはただ、


ケーくんが笑顔で卒業を迎えられて


本当に良かった、




先生方は最後にそこを

きちんとしてくださったことに



感謝をしたいです。






花





離任式の日。



発表された人事で、

支援級担当者の半数が

移動することが発表されました。




これが、

学校の判断だったのかもしれない。




何にしろ、

 来年度の支援級の環境は


確実に変わることになるでしょう。









私はこの中学校で、



目の前のケーくんの笑顔を

何よりも優先すること、



他の体裁やしがらみや忖度に

惑わされてはいけないことを


学びました。





安心したケーくんの、

晴れ晴れとした笑顔。



これからも忘れずに



しっかりと

追いかけていきたい。




そう思います。













今日も気長ににっこり




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