こんにちは。

mizukiですニコニコさくらんぼ



    

公立中学校 支援級在籍

軽度知的障害(IQ50〜69)

ケーくんと、

姉のネー子、パパとの静かな日常

を書いていますスター


ケーくんは、

中1の秋から不登校気味。

躁うつ症状に悩まされながらも

成長を見守っています。





少し空いてしまいましたが、
つづきです。





学校と保護者、
お互いのはなしが
付け足されてたり広がったり
しながら、

それぞれの取り組みの一片が
見えたようでした。




その中でも特に目立ったのが、


担任からの、

「失敗させて学ばせる」

「競争させて
悔しさから頑張らせる」


という言葉。

担任は、
自信満々な様子で
指導方法を話します。





わたしは心の中で

違うよ…
何度も言ってるのに…

と思いながらも、




ただ一つ、
確かなことが分かりました。



それは、
ケーくんが学校で
想像をはるかに超える
我慢をしていたということ。


もちろん、
私は今までも彼の負担や努力を
分かっていたつもりでしたが、

その遥か上の、
我慢と努力をしていたのが

痛いほど
分かりました。



ケーくんにとっては、
やっても、やっても

がんばっても、がんばっても、


報われない
果てしない

そんな時間。



休み時間すらもらえない
6時間の中で、
常にチャレンジし、
失敗と悔しさをあたえられる時間。


例え、苦しさの限界になっても
学校から出ることができない。


少しでも休めば、
指示を聞けない子、
劣っている子、
できない子、
という圧がかかる環境。


そんな毎日だったのでしょう。






どう言ったら
これまでのケーくんこと、
特性のこと、配慮してほしいことが
伝わるのか、

私は途方に暮れていました。



ついには、
聞かれたことだけ、
言いたいことのほんの一部を
伝えるに留めました。



お茶鉛筆



面談が決まった時は、
心理士さんが
どのように学校を指導してくれるのか、

それを期待していました。


でも、心理士さんはもとから
その方向では考えておらず、


両者の調整に留める
という考えでした。


「学校も教育のプロですから
私からは、療育などのことを少し
お伝えできればと思います。」


面談の始めに、
そう切り出しました。


当然ですね。


専門家同士が、相手の領域に
踏み込むわけにはいきません。



それぞれの話を聞いて



最後にやっと、

心理士さんが
口を開きました。






おじいちゃん
「私はケータさんを
ここ数ヶ月、
面談を通してして見てきました。」



「ケータさんには、
一つずつ、ゆっくりと対応してあげて、
できたことを認めてあげることが
大切だと思いました。」





ここからは



心理士さんのまとめのお話が
始まりました。











つづきます。






今日も気長ににっこり



ふとん1 ふとん2 ふとん3