こんにちは。
mizukiです
中学2年生 支援級在籍
軽度知的障害(IQ50〜69)
ケーくんと、
姉のネー子、パパとの静かな日常
を書いています
ケーくんは、
中1の秋から不登校気味。
躁うつ症状に悩まされながらも
成長を見守っています。
昨日はパパもネー子も
夕飯がいらなかったので
ケーくんと習い事の帰りに
二人でうどん屋さんへ寄りました。
家までの道のりは
真っ暗で長い。
おいしいうどん屋さんで
大好きなお肉の入った
すき焼きうどんに
ケーくんは大満足。
私も体が温まって
30分の道のりを星を眺めながら
穏やかに帰宅しました。

翌朝、みんなに

「久しぶりにケーくんと
外でうどんを食べたよ。」
と話をしていると、

「それで、店員のおばさんが〜」
と言いかけた私の横で、
じ〜っと聞いていたケーくんが、
すかさず訂正をいれました。

「お姉さんだったよ」
…

え、…いや、なんなら
定年退職して
もう少し年上の方だったけど!?
ケーくんの『お姉さん』の
範囲の広さに
感動してしまった。
するとパパが、

「うちの会社にも定年くらいの、
掃除をしてくれる女性がいるけど、
オレのことを
『お兄さん』
て呼んでくれるんだよね。」
「だから、オレも、
『お姉さん』
て呼んでるんだよね〜。」
みんなでドッと笑う。
だってパパも、
定年の年齢です。
そんな話を聞いた
ケーくんは、
「そうだろう、そうだろう」
と納得の表情。

ケーくんの世界は
いつも優しくて、
ちょっと素敵なんだ。
いつもみんなに
幸せをありがとう

きょうも気長に



