こんにちは。
mizukiです
中学1年生 支援級在籍
軽度知的障害(IQ55〜60)
ケーくんと、
姉のネー子、パパとの
静かな日常を書いています
昇降口へいくと、
支援級の担任の先生が
すぐに気づいてくれて、
主任の先生と二人で出てきてくれました。
「ケー太!よく来たね!まってたぞー」
明るく声をかけてくださる。
するとケーくんは
顔を下に向けてしまいました。
うつむく、というより、
頭をガックリと下へ向けてしまったのです。
枯れたひまわりみたいに…。
今まで見たことがなかったその様子に
わたしは
ショックを受けました。
そんなに嫌だったの?
無理に連れてきたのは間違いだったのかな
なんだか勝手に
泣きたい気持ちになりました。
先生
「お母さん、今日はありがとうございます。
来れてよかった。
ケー太はどうですか?」
「はい…。朝は行く気満々だったんですけど、ここへ来るまでにこんな感じに…」
先生
「そうですか…。この間は帰るまで楽しそうにしていたんだけどな…。
ケー太、今日は午後はどうだ?」
「…」
「ケーくん、どうする?
給食のあと帰る?最後までいる?」
「………帰る(ボソッ)」
「…すみません、今日は給食だけにして、一時間後にまたお迎えに来ます。
徐々に慣れていけたらと思ってます」
先生
「分かりました。ではまた13時半にここで。」
「よろしくお願いします。」
先生
「よし!ケー太、行こうか!」
ケーくんは一言も発せず、
うなだれたまま
先生に促されて
教室に入っていきました。
朝には、
ランチを作らなくていいと
浮かれていたのに、
そんな気持ち、
バカみたいだった…