東京医科歯科大でALSの確定診断を受けてから
1年経ちました。
あの頃はまだ杖ついてギリギリ歩けていたんだよね。
「運動ニューロン障害」から「筋萎縮性側索硬化症」と言われ、
「でもちょっと違うからSMSかも
あ、やっぱりASLの亜種みたいな・・・」
とお医者さんもなんだかはっきりしない感じ。
1年経って父はほとんど寝たきり。
食事と排泄（昼間）だけ起きます。
ベッドから車椅子に移乗する時、
移乗ボードを使うようになりました。
そして・・・
3日ほど前、父はトイレで車椅子から立ち上がった時に
足が滑ってしまい、
尻餅をついてしましました
手すりに捕まっていたので、
ゆっくり落ちたから、
咄嗟に車椅子をお尻の下に入れようとしたけど
ほんのちょっと遅くて
足を投げ出して車椅子にもたれるように
座り込んでしまいました
床に座ってしまったので
私一人では立ち上がらせることは困難。
体重52キロ。引きずることはできても
持ち上げて車椅子に座らせることは無理
誰か助けて〜
ご近所のみなさん「何かあったらいつでも声かけてください」と言ってくださる。
でも、夜8時
ご近所さんに声をかけるのも戸惑う。。。
救急レスキューお願いする？う〜ん・・・
悩んでいる暇はない。
とりあえず訪問看護さんに連絡！
訪問看護さん、急いで来てくださるとのこと。
助かります！
とりあえず冷たくないように座布団を体の下に押し込み、
毛布をかけ、
頭には大きな枕を挟んで看護師さんの到着を待ちました。
本人はもちろん意識はあるし、会話もできます。
「寒くない？」「大丈夫」
こういう話ができるだけでも介護の大変さって違うんだろうと思います。
待つこと約30分。
駆けつけてくださった看護師さんが抱え込んで
私は補助する形で、なんとか車椅子に座らせることができ、ほ！
看護師さんがバイタルチェックしてくださり、
父は少し体温が低くなったのと
血圧が上がったこと以外は
無事でした。
改めて車椅子でトイレに行き、
その後ベッドで就寝。
思えば、お風呂で転んで倒れていたのも2月だったな。昨年の。
2月は転倒注意だわ。
父の足です。
父の膝を支えてくれる2匹。
ペットショップで買ったワンコのアゴのせ。
ちょっとかわいくて癒されるグッズです