今年の干支は辛卯(かのとう)です。
普通なら卯年とだけで済ますのですが、アタマについている辛(かのと)は十干のうちのひとつで、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸(こうおつへいていきぼこうしんじんき)のウチの八つめの干になります。
古来日本では、この組み合わせで年を特定していました。
壬申の乱とか、戊辰戦争とか言いますでしょ。
この組み合わせは60年に一度であり、60年毎に年を特定して、そこに意味があるということですね。
みなさんの生まれ年もこの組み合わせがあり、丙午(ひのえうま)もそのひとつ。
60歳の還暦とは、巡る年が一巡したというコトになる訳ですね。
もう一度生まれなおしたということ。
ちなみに、丙午に生まれた女性は勝気で男を食うといわれて、その年に生まれる人数は極端に少ないのですが、本来は丙午の年の丙午の日に生まれた女性がとても強いのです。
ですから、その日に生まれるということは、年間365日のうちの6日間のみということになります。
さて、今日は毎年参拝する八方除の関東総鎮守、寒川神社に詣でて来ました(^_-)
この神社は創建も非常に古く、5世紀にはこの地で祀られていたと言われています。
社殿の建つ方位も南西裏鬼門を向いていて、関東地方を護る神社として、とても人気があるのですね。
昨年正月の御祈祷の時には、隣に俳優の石田純一さんがいて、長いことお祈りされていたなぁと思っていたら、めでたくご結婚された時には、あの時のお願い事はこのコトだったのかなと感じたモノです(^_-)
神職のお話しでは、この辛卯という年は、いままで経験したコトのないコトが起こる年であり、植物が枯れて朽ち果て、再生が始まる年だそうです。
確かに二十数年、寒川様に参拝して、神職のお話しを伺うのは今日が初めてで、これも必要な気づきのキッカケというモノなんでしょうね(^_-)
明日は新たなお札を供えます(^O^)/