第180回・ショートネタでコニャニャチハ | 日本語あれこれ研究室

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日常生活の日本語やメディアなどで接する日本語に関して、感じることを気ままに書いていきます

 

 

〇初めてがんを告知された直後にパスポートを更新する必要が生じて、先のことも分からないし5年有効にしとこうかと思ったが、そんな弱気はいかんと考え直して10年有効のほうを申請した。

 それから5年以上が過ぎ、このたび急に外国に行かねばならぬ案件が出来したのだ。あの時ネガティブな選択をしなくて正解だった。

 

〇藤子不二雄Ⓐ先生の作品では、「今日は日曜日そしてまた明後日も……」がいちばん記憶に残っている。中一の時に年上のいとこから借りたCOMで読み、強烈な印象を受けた。現在のような〝引きこもり〟の概念すらまだ無かった時代に描かれたのだ。Ⓐ作品の暗さが如何なく発揮されている傑作だと思う。合掌。

 

〇松本と浜田の指が触れ合って「あっ」と照れる〝くら寿司〟のCМがすごく気持ち悪い。ダウンタウンが元々嫌いなのもあるけど。

 寿司カバーの蓋が開きっ放しで流れていくのも、一度触れた皿は取らなきゃいけないという回転寿司のルールに反してるし、よくこの内容が採用されたものだと思う。近所にくら寿司あるけどもう行く気がしない。

 

〇戦争が起こっている時に聴くべき曲は、中島みゆきの〝Nobody Is Right〟だと思っている。こんな切り口の反戦歌があっただろうか。初めて聴いた時は衝撃だった。

 

〇JR恵比寿駅が、「不快だ」の声を受けてロシア語の案内表示を隠し、「過剰反応」との批判を受けて数日後に撤回したという報道。 この出来事で一番不快なのは、駅側が自分では何も考えていないことだと思う。

 

〇先日の世界ネコ歩きが「川越・秩父」だったので見た。うちから車で一時間かそこらの秩父で、猫と同じ画面に野生猿が何匹も普通に映り込んでいて驚いた(猫はビビッてた)。

 今度遊びに行った時、目撃できるといいな。

 

〇TVの動物番組で猫をあやしてる人をよく見るが、背中トントンをしてる人を見ない。背骨に沿って指先でトントンされるのが猫はとても好きなのに。うちの猫は左右に転がりながら異常に喜ぶよ。特にしっぽの近く。

 猫は正中線には口も足も届かず、自分で触ることができない箇所だかららしい。お試しあれ。