第149回・ショートネタでコニャニャチハ | 日本語あれこれ研究室

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日常生活の日本語やメディアなどで接する日本語に関して、感じることを気ままに書いていきます

 

 

○ある居酒屋にて。各席にマスクを挟んでおくためのタ トウ紙が用意されていた(画像)。

 飲食店では外したマスクをどこに置くか大抵ちょっと悩むので、これは良いサービスだなあと感心したのであった。

 

○親しいアニメ演出家と久々に会ったので持続化給付金を知っているか聞くと、「周囲で話題になっていたが自分とは関係ないと思ってた」と言う。彼もコロナで収入が減ったそうなので、「申請すれば100万もらえるよ」と勧めたが、「いやあ……」とか首を振るばかりで申請してみる気が全くない様子なのだ。

 普段はギャラのことで不満を言っているくせに、もらう資格がある金に対してはなぜか尻込みする。少々の手数を嫌がって、大金をドブに捨てたいらしい。宝くじが当たっているのを知りながら賞金を引き換えに行かないようなものじゃないか。

 どうも、こういう〝糠に釘〟な人間が周りに多い気がしている。

 

○今は昔。当時小学5年くらいの従妹の家に行ったら学年誌があった。別冊付録に「女の子のおしゃれブック」みたいなのが付いててパラパラ見ていた。カッコよく見せるコツが色々紹介されてる中に、「足の長さが身長の半分以上あるようにしましょう」といとも気軽に書いてあったのが未だに忘れられない。

 

○東京新聞記者が、厚労省職員への取材で机をたたいて怒鳴るなどの「暴力的行為」をしたとして、同社が謝罪したという報道。 話をしてて感情的になり怒鳴るなんてあり得ることだし、おれだって仕事上で机をたたいて怒鳴ったことくらいある。

 負傷させられた訳でもないのに、いい大人が「暴力」って……。

 

○中学時代、将来の自分のペンネーム「一一」はどうかな、と考えてた。漢数字の「一」が二つで「かずはじめ」。幼稚だ。

 大学でデータ原口と知り合ったら、彼は高校時代から「1111」というペンネームを使っていると言う。読みは「いちはじめかずひと」。負けたと思った。

 そして今は「乙一」がいる。完敗だ。