第127回・ショートネタでコニャニャチハ | 日本語あれこれ研究室

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日常生活の日本語やメディアなどで接する日本語に関して、感じることを気ままに書いていきます

〇クルマに関してつい最近知って驚いたこと。

 インパネの給油機マークに表示されている◀や▶の印が、そのクルマの給油口のある側を示しているということ。30年以上運転しているのに、三角印の存在に気づいてすらいなかったという迂闊さ。

 

〇先日、小津イベントに出演した後の打ち上げでのこと。雑談の中で周防正行監督が、子供のころ見て覚えているテレビドラマとして、朝ドラの「おはなはん」を挙げていた。

その「おはなはん」の最終回は、<おはなはんの半生がドラマ化されることになり、その第回目のオープニングを茶の間のテレビで見ているおはなはん>で終わったのだ、ということをおれが説明したら「そんなラストだったんだ」と周防さん驚いていた。

 

〇そうなのだ。「おはなはん」の最終回は、劇中にそのドラマ自体が登場するという作りだったのだ。小学2年の春休みにおれがメタフィクションを体感した初めてのフィクションだったわけで、今でも記憶しているのである。

 

〇アニメの「白箱」とは、かつてはホントに白い無地のケースに入っているビデオテープだったのだが、ある時からDVD-Rで渡されるようになり、それでも白箱と呼ばれ続けている。……ということをだいぶ前にこのブログで書いた。

 最近はさらに進化して完成映像がPCにファイル便で送られてくるようになったのだが、それでもやはり「白箱送ります」とメールに書かれているのだった(たまにファイルの開き方が分からなかったり、ダウンロード期限が切れてしまったりする)。

 

〇古い単行本が出てきて、自分がモデルにされていたことを思い出した。1コマだけ出演しているこの映研部長、おれです(ゆうきまさみ『究極超人あ~る』第4巻)。作品中では明かされていないが名前は一応「きもつじ君」であ~る。