ってずっと私自身思っていた。
母親にもそれは思春期の頃から何度となく言っていた。
母親は全く認めようとせず、そんなことがあったかしら?
覚えてないから知らないわ、と言って取り合わない。
本当に嫌いだった、そういう態度が大嫌いで、10年位前までは着信拒否したり、メールの返信をしなかったり。
子どもたちも小さな頃は夫に、お母さんは←私のことね、おばあさんと会うといつもケンカする、と告げ口していた。
先日、久しぶりにケンカ、というか、なぜか封印していた母親への気持ちが出てきてしまった。
やはり母親は以前と変わらず、覚えてないから知らないわと言って逃げる。
いつも私はそこで腹がたつがそのまま感情的になって怒って終わりだったのだか、今回は違った。
冷静に←とは言っても感情は高ぶっていたが、友人にもそういうの?友人にあなたのあの言葉に私は傷ついたわ、と言われても、知らないわ、私は覚えてないからっていうの?と聞いた。
すると母親はそんなことはないわね、と素直に言った。
じゃあなんで私だと知らないわと突き放して終わりなの?
娘だからそれでいいの?
友人に同じ態度したら嫌われるよね、なのに私にそんな態度して嫌われるとは思わないの?と聞いた。
母親は、やっと わかったと言った。
私が母親に言いたかったのはこのことだった。
何故?外づらがイイの?何故私にはそういう態度なの?
それでいいと、思ってるの?
おかしいじゃない!
きっと母親は今回のやり取りも私が話したことも忘れてしまうのだろう。
でも自分の思いを分かってもらえたと自分自身が納得したことで、わだかまりが一気に溶けた。
やっと、私は本当の大人になれた気がする。
親からの呪縛から解き放たれた。