Constellation / Sonny Stitt | 風景の音楽

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“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年6月27日(木)
Constellation / Sonny Stitt(★★★★★)
ノスタルジ度(★★★☆☆)
ジャケット(★★☆☆☆)
ジャンル:Bop Jazz


Side 1 
1.Constellation    5:00
2.Ghost Of A Chance    4:46
3.Webb City    3:30
4.By Accident    6:42

Side 2
1.Ray's Idea    3:53
2.Casbah    5:02
3.It's Magic    5:11
4.Topsy    5:35

Sonny Stitt(as, ts), Barry Harris(p), Sam Jones(b), Roy Brooks(ds)

Recorded: Jun. 27, 1972
Released by Cobblestone – CST 9021(stereo)

昨日の日の入りは19時14分で変わらず。
今朝の日の出も4時45分で変わらず。
雲の隙間から青空がのぞいている。
今日は暑くなりそうだ。

ソニイ・スティットの72年録音。
コブルストンのオリジナル盤である。
緑地のジャケット。
緑色は好きだが、これは品がないです。

スティットの強烈なテナーがぶっ飛んでくる。
72年と新しい録音だが、60年代の空気感があって嬉しくなる。
バリイ・ハリスのピアノが素晴らしいサポートをしている。
スティットがいくら煽ってもそれにのらないのがはさすがだ。

コブルストンのジャケットはダメだが
まことに鮮烈そのものな録音である。
エンジニアはRCAから来ている。
鮮やかすぎるくらいのミキシングだ。

あからさまにソロを際立たせる録音は70年代では珍しい。
ちょっと田舎くさいミキシングはノスタルジックである。
スティットはがんがんぶっ飛ばしている。
この勢いのある演奏に元気が湧いてくる。

こういう演奏を聴くとアタシもホーンを吹いてみたくなる。
肺活量がないからテナーなんてとても吹けないだろう。
ブラバンの女子高校生にもときどきものすごいテナー吹きがいたりする。
アタシが高校生に戻れたら、実はチューバ吹きになりたいんですけどね。