“Annie Get Your Gun”/ Mary Martin, John Raitt | 風景の音楽

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“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年4月2日(火)
“Annie Get Your Gun”/ Mary Martin, John Raitt(★★★★★)
ノスタルジ度(★★★★★)
ジャンル:Stage & Screen


Side 1 
1.Overture
2.I'm A Bad, Bad Man
3.Doin' What Comes Natur'lly
4.The Girl That I Marry
5.You Can't Get A Man With A Gun
6.Moonshine Lullaby
7.They Say It's Wonderful

Side 2
1.My Defenses Are Down
2.I'm An Indian Too
3.I Got Lost In His Arms
4.I Got The Sun In The Morning
5.Anything You Can Do
6.There's No Business Like Show Business (Finale)

John Raitt (vo : A2, A4, A7, B1, B5, B6), Mary Martin (vo : A3, A5 to A7, B2 to B6)
Irving Berlin(Music, Lyrics)

Recorded 1957
Released by Capitol Records – W 913(mono)

昨日の日の入りは18時18分だった。
今朝の日の出は5時43分だ。
よく晴れて居るが昼から曇り空になる。
明け方に岩手で震度5の地震があり、広範囲に揺れたようだ。

メアリイ・マーティンとジョン・レイトの57年録音。
キャピトルのオリジナル盤である。
“アニーよ、銃を取れ”のブロードウェイ・ミュージカルがもとになっている。
二人がピストルを構えたジャケットでとてもヨロシイ。

針を下ろすと、映画のテーマから始まる。
舞台録音でなく、スタジオ録音なのでくっきりと明快な音だ。
このユージカルは、当初ジェローム・カーンが作曲をする筈だったが
脳溢血で亡くなったため、アーヴィング・バーリンが作曲を代わった。

初演はアニー役をエセル・マーマンが演っている。
当初はメアリイ・マーティンにアニー役を頼んだが
断られてエセルにしたようだ。
エセルだとちょいと迫力がありすぎるような気がするけどね。

初演を観たメアリイは出演を断ったのをたいそう後悔したそうだ。
その後、エセルが全米ツアーを断ったのをこれ幸いと
メアリイが交代して2年間の公演を行った。
ブロードウェイでは配役が何度も入れ替わりながら上演している。

これは57年にTVドラマ用に録音されたものである。
TVドラマのタイトルは“Annie Oakley”だったが
日本でTV放映されたときには“アニーよ、銃を取れ”となっていた。
アタシが10歳頃にTBSで30分番組で観ていた記憶がある。

けっこう長いこと番組は続いて1年間ぐらい放映されていた。
当時の少年漫画雑誌にはよく西部劇が載せられた。
コルト45などは子供のだれもが憧れた玩具だったな。
あのTVドラマをもう一度観たいものだ。