Jack Teagarden And His Big Band 1939 | 風景の音楽

風景の音楽

“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年3月22日(金)
Jack Teagarden And His Big Band 1939(★★★★★)
ノスタルジ度(★★★★★)
ジャンル:Swing


Side 1 
1.Persian Rug (Apr. 14, 1939)
2.The Sheik Of Araby (Apr. 28, 1939)
3.I Gotta Right To Sing The Blues (May. 5, 1939)
4.Yankee Doodle (Jun. 23, 1939)
5.White Sails (Jul. 19, 1939)
6.Octoroon (Oct. 6, 1939)
7.Pickin' For Patsy (Nov. 1.1939)
8.Undertow (May. 5, 1939)

Side 2
1.Especially For You (Jun. 23, 1939)
2.You're The Moment In My Life (May. 5, 1939)
3.I Swung The Election (Jul. 19, 1939)
4.Aunt Hagar's Blues (Jul. 19, 1939)
5.Muddy Water Blues(Oct. 6, 1939)
6.Red Wing(Oct. 6, 1939)
7.United We Swing(Oct. 6, 1939)
8.Somewhere A Voice Is Calling (Nov. 1, 1939)

Jack Teagarden(tb, vo), Meredith Blake(vo)

Recorded 1939
Released by Tax – m-8024(mono)

昨日の日の入りは18時9分だった。
今朝の日の出は5時58分だ。
今朝はよく晴れて居るが気温は0度だ。
午後も12度までしか上がらないようだ。

ジャック・ティーガーデンの39年録音。
タックスのオリジナル盤である。
初めて見たレーベルのスエーデン盤。
録音期日がきちんと記載されている。

音源はSP盤か、ラジオ放送なのだろうか、
ナロウなラジオ・レインジで高域がかなりカットされているが、
ノスタルジックで伸びやかな録音でまことに心地よい。
ティーガーデンが歌う曲もあれば、女声歌唱の入る演奏もある。

日にちによってバンドメンバは入れ替わっているようだ。
なぜ39年の演奏だけを集めたのかはさっぱり判らぬ。
第1巻でもないようで、正体不明のアルバムだ。
いや、別に構いません。

ギターの入る演奏がずいぶんと古めかしいソロで興味深い。
アコースティックで硬い音がいい雰囲気だ。
30~40年代のJazzはのどかでおおらかな雰囲気が堪らぬ。
ダンモは大好きだけれど、春には古いJazzが聴きたくなる。

どの演奏も伸びやかで楽しげに演っている。
ティーガーデンは晴れた朝に聴くのがいちばんふさわしい。
朝っぱらからこの伸びやかな演奏を聴くと
もう一度布団に潜り込みたくなるから可笑しい。