The Frank Sinatra Story In Music | 風景の音楽

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“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年1月18日(木)
The Frank Sinatra Story In Music(★★★★★)
ノスタルジ度(★★★★★)
ジャンル:Jazz, Pop Vocal


Side 1
1.Ciribiribin (They're So In Love) (Theme Song)
2.All Or Nothing At All
3.You'll Never Know
4.If You Are But A Dream
5.Nancy (With The Laughing Face)
6.You Go To My Head

Side 2
1.Stormy Weather
2.The House I Live In
3.If I Loved You
4.Soliloquy
5.How Deep Is The Ocean
6.Ol' Man River

Side 3
1.You'll Never Walk Alone
2.I Concentrate On You
3.Castle Rock
4.Why Was I Born
5.I've Got A Crush On You
6.Begin The Beguine

Side 4
1.The Birth Of The Blues
2.April In Paris
3.I'm Glad There Is You
4.Laura
5.One For My Baby (And One More For The Road)
6.Put Your Dreams Away (For Another Day)

Frank Sinatr(vo)

Recorded 1956
Released by Columbia – C2L-6(mono)/ Columbia – CC2L-6(mono)

昨日の日の入りは17時10分だった。
今朝の日の出は7時3分である。
7時過ぎから終日ずっと雨模様になる予報だ。
雪が降るよりはマシか。

フランク・シナトラの56年発行のコンピ・アルバム。
オリジナルはコロムビア、これはコロムビア73年の復刻晩。
若いシナトラのモノクロ写真のジャケットがいい雰囲気だ。
ジャケ裏面にはびっしりと解説が載っているがフォントが小さすぎて読む気になれぬ。

久しぶりでシナトラのアルバムが手に入った。
針を下ろすと、中域の張ったナロウ・レインジで朗らかなシナトラの声が心地よい。
シナトラの30代の若い時分の録音だ。
高域の柔らかく甘い歌唱はなんとも言えぬ。

オケ伴はハリイ・ジェイムス楽団のようだが確信はない。
シナトラの艶のある伸びやかな発声は四十年代ならではである。
中高年になってからの深みのある発声とは違って
柔らかく透明感のある発声を聴くと恍惚となる。

アタシは大勢の男性歌手のなかでシナトラが一番好きだ。
シナトラのアルバムは100枚以上集めたが、
それでも未聴のアルバムがまだ沢山ある。
近年の復刻盤の中にはジャケットとタイトルを作り直しているのがあるから要注意だ。

この2枚組のコンピ・アルバムはやはりSide 1が一番よい。
若いシナトラの歌声が身体に染み渡って夢見心地になる。
シナトラは素晴らしい。
さあ、今年はシナトラの初期のアルバムに絞って捜すとしよう。