こんにちは。
光の案内人、満月です。
いつもお読みいただき、有難うございます。
今日は「人を信じること、委ねること」の
難しさ……その奥底に眠る、
本当の理由についてお話しさせてください。
「誰かを信じて、任せる」
言葉にすれば簡単ですが、もしあなたがそれを
「命がけの恐怖」のように感じて、
どうしても肩の力が抜けないのだとしたら。
かつての私が、まさにそうでした。
自分自身のことはもちろん、夫や子供に
対しても、すべてを把握し、
コントロールしていないと怖くて不安で、
一瞬たりとも目が離せませんでした。
「もし、ここで私が手を離してしまったら、
取り返しのつかない恐ろしいことが起きる」
そんな、
崖っぷちに立っているような、
ヒリヒリとした感覚が常に心の根底に
あったのです。
「委ねたら、ひどい目に合う」
「任せたら、すべてが壊れてしまう」
これに気づくまでに、本当に、
本当に長い時間がかかりました。
頭では「もっと家族を信頼したい」と
思っているのに、心が激しく拒絶してしまう。
それはまるで、心に太い鎖のロックが
かかったような、どうしようもない恐怖心
でした。
なぜ、私はこんなにも「任せること」が
できないのだろう。
その原因を辿っていくと、
幼少期の記憶に突き当たりました。
自分の力ではどうにもできない環境。
いつ何が起きるかわからない不安。
誰も守ってくれない、助けてくれない、
一人ぼっちの暗闇。
あの日、小さな私が必死で
生き抜くために選んだ唯一の方法が、
「誰も信じず、すべてを自分で
コントロールする」という
防衛本能だったのです。
そうしなければ、
私は壊れてしまいそうだったから。
もし今、あなたが「信じたいのに、
信じられない」と苦しんでいるなら、
自分を責めないでください。
それは、あなたが冷たいからではなく、
それほどまでに怖い思いをして、
たった一人で自分を守り抜いてきた
「勇敢な証(あかし)」なのです。
「コントロールを、やめなきゃ」と
自分を律するよりも先に。
まずは、心の奥底で今も震えている
小さな自分を、
ゆっくりと抱きしめてあげませんか。
「もう、一人で全部
やらなくていいんだよ」と、
温かな光を届けてあげる。
遠回りのようでいて、その癒しこそが、
あなたの本心が息を吹き返し、
世界とつながり直すための、
いちばん自然な道だと信じています。![]()


