他人の感情に振り回されてしまうあなたへ|心の中に「安心感」を育てる第一歩
光の案内人、満月です。いつもブログをお読みいただき、本当に有難うございます。プロフィールは(こちらから♪)前回は「自分と他人との境界線」について、少しお話しさせていただきました。「自分の責任」と「他人の責任」をきちんと分けて、境界線を引くこと。これは、私たちが心穏やかに生きていくために、とても大切なことです。ですが、幼少期に親やご家族との関係で「過干渉」や「無干渉」、あるいは家庭の中がいつも不穏だった環境で育つと、自分の中にしなやかな境界線を育てることが難しくなってしまいます。まだ小さく未熟な子ども時代は、親や家族の助けなしでは生きていけません。心も体も、親に頼り(依存し)ながら成長していくのが自然な姿だからです。本来なら、子ども時代に「安心して甘える・頼る」というプロセスを経験することで、成長とともにスムーズに自立し、自分と他人との間にちょうどいい境界線を引けるようになっていきます。けれど、「安心して甘えられる時期」を過ごせないまま大きくなると、どうやって安心して自立していけばいいのか分からず、大人になっても他人と自分との境目がボヤけた、依存的な状態になりやすくなってしまうのです。*かつての私が、まさにそうでした。いつも家庭内が不安定で、私の心の中は不安と恐怖でいっぱい。その苦しさから逃れたくて、無意識に周りの人の顔色や感情ばかりに気を取られていました。周りの人の感情に振り回され、まるで自分のことのように引きずられてしまう日々。今振り返ってみても、本当に生きづらい状態だったと感じます。その頃の私には、「他人と境界線を引く」という感覚がまったく分かりませんでした。無意識のうちに周りの人の感情と同化してしまい、自分自身の感情が見えなくなっていたのです。その後、心の仕組みを学び、境界線を引くことの大切さをようやく知りました。…けれど、知ったからといって、すぐにできるわけではありませんでした。なぜ、境界線が引けなかったのか。今なら、その理由がよく分かります。それは、「自分の中に安心感が育っていなかったから」です。自分の心の中に「どんな感情も受け止められる」という温かい器(安心感)がない状態では、他人との境界線を引くこと自体が、怖くて怖くてできなかったのです。*でも、どうぞ安心してくださいね。自分の中の「安心感」は、今からでも時間をかけて、自分の手で育てる事ができます。日常生活のなかで、ふと湧き上がる感情。ざわざわしたり、イライラしたり、なんとなくスッキリしなかったり…。そんな感情が浮かんできたら、まずはゆっくりで大丈夫。「あ、私、いまこんな感情を感じているんだな」と、優しく受け取ってみてください。最初から感情をじっくり「味わう」必要はありません。ただ「そこに感情がある」ことをスルーせず、無視せずに気づいてあげること。そうやって、自分のどんな感情も大切に受け止め続けていくと、少しずつ、自分の中に根を張るような「安心感」が育っていきます。私自身、長年のあいだ自分のざわざわやイライラを無視し、なかったことにして蓋をしてきました。だからこそ、安心感が育つまでには本当に時間がかかりました。感情は、体の感覚(体感)や五感に現れることが多いものです。胸がキュッとしたり、肩に力が入ったり…。ご自身の体の声に優しく耳を澄ませて、「今、私はどんなことを感じているのかな?」と、大切に聞いてあげてくださいね。