不妊治療に20年従事してきた不妊カウンセラー資格を持つ看護師が、病院では教えてくれない妊活の正しい情報を伝えます。
ERA検査っって知っていますか?
良好胚を何回も移植しているのに妊娠に繋がらない時に勧められる検査の一つですが、するかしないか迷っている人多いのではないでしょうか?
はっきり言います!
ERA検査は必要ありません。
迷っている人はやめましょう。
ERA検査って?
着床の窓を調べる検査です。
着床の窓とは何か?
子宮が胚を受け入れることが出来る期間は限られていて、その期間を着床の窓と呼んでいます。
基本的には胚盤胞は5日目にハッチングし着床すると言われています。
なので5日目に着床の窓が開くと考えられていて、胚移植の時は5日目の子宮に5日目の胚盤胞を戻すのが通常のやり方です。
しかし、この着床の窓がずれている人がいるのではないかという考え方があるわけです。
着床の窓がずれているから着床しないのだと。
だからこの着床の窓がいつ空いているのかを検査しよう、というのがERA検査です。
そもそも着床の窓は一定なのか?
そもそも毎回着床の窓が開く期間は一定なのでしょうか?
検査をした子宮内膜と、移植する時の子宮内膜って同じ?
女性の体って毎月の生理だって毎回違う。
量が少なかったり多かったり、3日で終わったり1週間続いたり、生理痛が強かったり弱かったり。
なのに子宮内膜の状態はいつも同じと言い切れるのでしょうか?
人間の体って機械じゃないんだから、毎回同じなんて私はありえないと思います。
なのに検査でもし「4日目」「6日目」って結果が出たら、それ以降はその時にしか胚移植を行わなくなります。
基本的には「5日目」に開くと言われているのに、5日目に戻されることがなくなるわけです。
本当に、毎回「4日目」「6日目」なのでしょうか?
もし、毎回子宮内膜の状態が変わるのであって、その検査の時にたまたま「4日目」「6日目」だったとしたら?
いつもは「5日目」に開いていたのだとしたら?
考えるだけで恐ろしいことです。
女性の体はもっと柔軟に妊娠に向けて変化する
では仮に本当に「4日目」「6日目」に開くとしましょう。
でも、卵の方は5日目に胚盤胞になってハッチングするわけです。
これでは絶対に自然妊娠はできないですよね?
「着床の窓が開くとき」に合わせて、受精卵が速く成長したり遅く成長したりするでしょうか?
まさかまさか、そんなこと起きるはずはない。
だって、卵の方は5日目に胚盤胞になるのが一番グレードが良い良好胚だと確認しているのですから。
では「4日目」「6日目」に開く人は、自然妊娠しないように生まれてきたわけでしょうか?
そんなわけないですよね?
人は誰でも妊娠力をもって生まれてきます。
そもそも妊娠って化学では解明できない、不思議な現象なのです。
本来なら、半分他人の遺伝子が入っているものを、女性の体が受け入れられるわけは無く、免疫が働いて拒絶するわけです。でも、妊娠は違う。
女性の体が「免疫寛容」という状態を作り出し、受精卵を受け入れ妊娠するわけです。
この着床のメカニズムはいまだ解明されておらず、だからこそ着床を助ける治療はいまだ見つけられていないわけです。
着床を助ける検査や治療の歴史
これまでにもいろいろと着床を助ける治療は検討されてきました。
◆GCSF製剤
◆バイアグラ
◆スクラッチ
など、今でも行われているものもありますが、どれも成果を上げられず、はやりすたりを繰り返している感じですね。
どれも賛否両論がありますが、結局は妊娠率の向上には至っていないものばかりです。
どれも理論上効果がありそうなものではありますが、やはり、着床のメカニズムが解明できない限りは治療ってできないのではないかと思います。
ハッチングと子宮内膜の関係性では?
「着床の窓」は実際に会計されている事実。
であれば、自分の「着床の窓」はいつ開くのか、やっぱり知りたいですよね?
でも、私は、前述したとおり、「着床の窓」が開くのはいつも一定ではないと思うのです。
要するに、胚盤胞のハッチングに合わせて、子宮内膜が変化して「着床の窓」を開けるのではないかと考えます。
女性の体って妊娠に向けて様々な変化を起こします。
この着床もそう。
卵の成長に子宮内膜が合わせる。
これが女性の体の柔軟さ、神秘的な部分なのではないでしょうか?
知っていますか?
猫は交尾すると排卵するのです。
これもすごいことですよね?
妊娠って子孫を残すために重要な事。
妊娠するように体はちゃんと変化するものであって、妊娠しないように「着床の窓」が一定であるなんて言う方が考えにくいことだと私は思います。
ERA検査で「あなたの着床の窓はここ」と決められることが私は恐ろしいことだと思っています。
女性の体は妊娠するようにできている。自分の妊娠力を信じて
なかなか妊娠に繋がらない・・・
妊活さんの不安になる気持ちはわかります。
特に着床に関しては、今の医療では「手立てがない」状況。
病院で出来ることと言えば
◆ERA検査
◆EMMA検査
◆ALICE検査
◆着床前診断
◆タクロリムス
◆スクラッチ
(◆GCSF・◆バイアグラ)
これらになります。
でも、どれも結果が出ているものではないので、医者からも「やってみよう!」
ではなく
「やってみる?」
と提案されるはずです。
この中で「着床前診断」は早く保険で出来るようになってほしいなと思うものですが、他はする必要ないのでは?と私は思っています。
では何もできることはないの?
と思われるかもしれませんが、そうではありません。
着床に大切なのは、あ母さんの体なのです。
そう、いわゆる体質改善!!
女性はみんな妊娠力を持っています。
ただ現代の環境、そして食事内容、運動不足、睡眠不足や遅い就寝時間などが、自分の持つ妊娠力を弱めてしまっています。
「体質改善」というと、皆さんすぐサプリメントを買いますよね?
サプリメントを飲んだって食事内容を変えなければ意味がありません。
【妊娠力を引き出すための6か条】
◆栄養バランスよく食べる
◆野菜⇒肉・魚⇒ごはんの順番で食べる
◆牛肉やマグロ・カツオなど他の動物の血を食べる
◆有酸素運動を毎日40分
◆遅くても23時には寝る
◆毎日お風呂に浸かる
簡単な事しか書いていませんが、これが難しいんです。
なので「サプリメントを飲む」という簡単な道に行ってしまうわけですが、それでは何も変わりません。
まずは、この6つだけを守ってみてください。
これが全部できてから、次のステージへと体質改善を進めていけばいいのです。
自分の妊娠力を信じて。
私は皆さんの妊娠力を信じています。
⇒6か条については次回解説します
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