「AMHが平均値を下回っているから体外受精したほうがいい。(体外受精しかない的な)」
「AMHが低いから、今のうちに採卵しておいたほうがいい」
そんな風に医師に言われ、あれよあれよと不妊治療に進んでしまっていませんか?
AMHの低さは体外受精をする指標ではありません。
「採卵するしか妊娠する手段はない」
なんて言葉に惑わされないで。
そもそもAMHって何でしょう?
アンチミューラリアンホルモンと呼ばれるホルモンで。卵子のもととなるものから出ているホルモンといわれます。
要するに、卵子の数には限りがあるわけだから、その数値であとどのくらいの数の卵子が残っているかわかる、卵巣予備能検査だといわれています。
この検査の平均値に私は違和感を覚えます。
とにかく平均値が高すぎる!!
なんでかなと調べたら、AMHが高くなる人が2パターンいるんですね。
①多嚢胞性卵巣症候群の人
多嚢胞の人は卵胞が育ちにくいから排卵も起きにくく、卵子の数がキープされることが多いんですよね。
だからAMHは高くなる。
でも、AMHの平均値に多嚢胞性卵巣症候群の方は除外されているので関係ない。
②ピルを飲んでいる人
ピルは避妊薬。要するに排卵を起こさせなくするわけだから、卵子を温存しているわけです。
ピルはちょっとした生理不順や生理痛などでも簡単に処方されることが多く、服用が常用化している女性が多い。
ピルを飲んでいる人でAMHが20なんて人も見ました。
ピルを飲んでいる人がAMHの平均値を上げていると思われます。
AMHが低いと不安になる気持ちはわかります。
でも、平均値を下回っているからとすぐに卵子がなくなるわけではありません。
今、妊活しているわけで、今は卵子はたくさんあるわけで、何の問題もないわけです。
妊活を先延ばしにせず、今頑張ればいいわけです。
じゃあなんでAMHを測定するのか。
それは採卵するとなった時、刺激法や注射の量を決めるためです。
体外受精したほうがいいとか決めるためのものではありません。
AMHの平均値は、かなり高く設定されていると思います。
それはピルを服用していたことがある方が平均値を上げているのだと思います。
30歳であれば、1.5
40歳であれば 1前後
そのぐらいが妥当なAMHだと思います。