バリ島あるある「ウパチャラ疲れ」 | MaiMai Bali のブログ

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クバヤとバリ芸能が大好きなマンアユの独り言。
バリ島デンパサールよりドロドロのバリ人ワールド・バリ人あるあるなどを一方的に綴ります。
※イジワルな人&大阪弁のニュアンスのわからない人は読まないでね。


昨日、旦那に勧められたお薬を飲んだら、今朝からしっかり全身に薬疹が出ているマンアユです。
旦那のせいや(-。-;)
どうもこっちの薬は体質に合いませんドクロ


バリでバリ人宅のウパチャラ(儀式)に参加された事のある方は皆さんお分かりでしょうが・・・

バリのウパチャラって絶対時間通りに始まりません。

そして急に開始時間が変更になって、言われた時間に行ったら既に終わってたなんて事もしばしば汗

というか、日本人の私たちにとってはいつ始まっていて、いつ終わったのかもよくわかりません。

何度か参加していくうちに「始まった」とか「終わった」というのがわかるようになりますが、最初はそんな事誰も教えてくれないし、いつ始まるんだろう・・・と思ってボーっと座って待ってたら、しらん間に終わっていた・・なんて事も。

何度も何度も聖水かけられて、聖水飲んで、何か粉みたいなん体に付けられたり、紐巻かれたり、葉っぱ引っ張ったり、はたまた椰子の実持ってぐるぐる歩かされたり、、全く持って意味不明な動きを繰り返している当事者の人たち。

生まれた時からバリヒンドゥーを信仰しているバリ人でさえ、その一つ一つの動作の詳しい意味を知らない人が多いのですよね。

そりゃ新米ヒンドゥーの私が知る由もなく。

とにかくバリ人のウパチャラは日本人の私たちにとっては我慢勝負なんです。

ただただ時間が過ぎゆくのをただひたすらボーっと座ってたそがれながら待つという、ある意味拷問のような時間を過ごさなければなりません。

近い親戚の場合、お手伝いにまわりますので忙しく動いていればいいのですが、招待客として行った場合は座っててください!と言われますので超暇なんです。


私がシンガラジャの親戚の家に着いたのは朝8時15分ぐらい前。
8時からの開始時間厳守の優秀な日本人です。

既にガムラン演奏が始まっていて、ちょうど良いタイミングという感じでした。

親戚に挨拶をして、主役のプトゥ君(生後3カ月)を抱っこして「色が白い!男前だ!」と散々褒めちぎって(ここ最重要ポイント)、手土産を渡したりした後、甘ーいコーヒーとジャジョォ(バリのお菓子)を頂き、世間話をしながら待つこと約1時間。

9時過ぎに偉いお坊さんが現れて儀式が始まりました(てか8時からちゃいましたっけ?ま、いっか。)

ガムランの大音量の中、なんじゃかんじゃと先述のような意味不明な儀式が執り行われ、終了したのは10時前ぐらいでしょうか。

儀式といっても家族だけがその周りに居て、招待客のほとんどの人は儀式なんてチラリとも見てませんし、オッサン連中は朝からアラック飲んでタバコ吸ってガハガハ笑ってるだけという。

そして儀式が終了すると、一回目のお食事タイム。

ビュッフェスタイルでお好きなだけどうぞ。

儀式のご馳走はもちろんBabi(豚肉)料理。

10時から「Ngajeng!Ngajeng!」(食べろ!食べろ!)と言われて

「この時間って何ご飯やねん?」と思って食べない日本人の私。

だって3時起きだったから睡眠不足で眠すぎて食欲ないし・・・。

食べるより寝たい・・・。

それでもしつこく「Ngajeng!Ngajeng!」攻撃をされる私に旦那さんが助け舟。

「日本人は一日3食しか食べないの!マンアユはお昼は1時以降しか食べないの!」

それを聞いたバリ人たち

「へぇ~~!3回だけ?1時までお腹空かないの?すごいねー、日本人って!」

いやいや同じ人間ですが。

で、結局ご飯は拒否し、ボーっと座って時間を過ごすハメに。

この時間が本当に辛い。とにかく長い。暇なんです、超暇!!

最初は「今って何待ち?とっとと終わらせて帰ろうよ」なんて思ったもんですが、未だに全然慣れず、その気持ちはずーっと変わりません。

な~んにもしない「ただ座っているだけの時間」が数時間続くんですよね( ̄_ ̄ i)
もちろんおしゃべりなイブイブ(ご婦人方)はぺちゃくちゃ喋ってますが、バリ語やしわからんし、私にとってはただの雑音にしか聞こえない。

2時間しか寝ていなかった私は、ウパチャラ特有のゆったりしたイマイチ下手くそなバンジャールの婦人会のガムランを聞いてるともう眠くて眠くてあくびが止まらん・・・・

それを察したメメ。

勝手に親戚の部屋に我が家のようにズケズケと入って行き、ベッドを整え「ここで寝なさい!」と・・・。

いくら「大丈夫だから」と言っても「遠慮しなくていいから、ここで寝ときなさい!」と・・・。誰の部屋やねん。

いや、あの、遠慮とかじゃなくて・・・

こんな汚いシミだらけのベッドで寝れません。

無理やりメメに風の通らない蒸し風呂みたいな薄汚い部屋に閉じ込められたものの、そんな不潔なベッドで寝れるハズもなく、掃除の行き届いていない汚い床に座って数十分過ごすハメに。

シンガラジャって風がなく、バリの中でも特に暑いんですよね。

さすがに暑さに耐えきれず外に出ていくとまた「寝なさい!」と。

もう、勘弁してください(T_T)
メメの優しい気遣いはよーくわかるんですけど、どちらかと言うと寝るよりも早く帰らせてもらえませんか。

「お部屋暑いからここに居る」と言うと、じゃぁ、とコーヒーを持ってこられる。

朝からコーヒー何杯目やね~ん。

そんなこんなでただひたすらボーっと座って時間を過ごし、12時にお昼ごはんを食べ、その後また3時間ボーっと座って時間を過ごし、更に4時間車に揺られ、やっと自宅にたどり着いたのです。

結局デンパサールに戻ったのは7時過ぎでその後ご飯も食べず死んだように朝まで爆睡。

このウパチャラ疲れって、本当に日本で経験した事のない座り疲れ、というか暇疲れ。

特に私の場合ガイコクジンなので、ひっきりなしに来るお客さんから常にガン見されるので、ただ座っているだけと言っても一時も気を抜けないのが最大の疲労の原因です。

しかもクバヤ着てますから、長時間体締め付けてますしね。

7時間常にガン見されながら気を張ってたそがれてみてください。

ほんまにめちゃめちゃしんどいですから(x_x;)

早く帰って仕事がしたい・・・なんて考えてたらバチがあたるんでしょうかね?

ひらめき電球だから??
旦那のせいの薬疹じゃなくてバチ当たりの蕁麻疹なのかも叫びコワッ




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