実は今回の一時帰国は予定外でした。
急遽帰国するハメになったのは・・・
パソコンが壊れたから
5年以上使っていたラップトップが昨年あたりから少しずつ悲鳴をあげていて、10月頃にはFacebookが開けない、データがアップロードできない、そしてフリーズ、いきなりシャットダウン・・・
ワタクシ、一応ネットショップもやってますのでこれでは仕事になりません。
こんな状態だったので急遽兄に頼んで日本で購入。
11月に渡バリ予定だった両親に持ってきてもらう予定が旅行をキャンセル・・・・(x_x;)
しばらくは旦那さんのパソコンやネット屋さんに行ったりして凌いでましたがそれももう限界となり、仕方なしにパソコンを取りに帰ったという訳です。
(もれなく旦那がついてきましたが・・・)
いや~、新しいパソコンって意外とバリでもサクサク動くじゃありませんか
バリに来て以来最大のストレスだったネット環境。
今回のPC新調でストレスが一つ減りました。
仕事の調整をしたりでぎりぎりまで帰国日が決められなかったので今回もガルーダで帰国したのですが、ガルーダさん、11月からエコノミーでも30KGまでの荷物がOKになったんですね
今まで20KGだったのでこの10KGは大きいですよね。
私の場合日本に帰る時はスーツケースはほぼ空っぽですが、バリに戻って来る時は毎回20KGでは納まらず後日EMSで残りの荷物を送ってもらってました。
今回は旦那と二人で60KGパンパンの荷物を持って帰ってきましたよ
何をそんなに持ってくるものがあるかって??
それは日本の食糧でも調味料でも、たくさんの買い物をした訳でも何でもなく、全てバリの家族へのお土産
バリ嫁の宿命です。
バリ人は大家族なので、一人にお土産を渡すと芋づる式に周りのみんなに渡さなければなりません。
しかも全員が
ほとんど話した事のない近所のオバハンまでもがお土産リクエストしに来るんですから・・。
オレオレ、オレオレ(お土産、お土産)と言われるのがうっとーしいので、毎回私は誰にも帰国する事は言いません。
それでもどこからか聞きつけたのか、知り合いがわざわざ電話をしてくるんですよね。
「マンアユ~日本に帰るんだってね~。SK2の化粧品お土産に買ってきてよ~♡」
SK2だと!?
そんな高級化粧品、長年日本で暮らしてきた私でも使ったことないわっ!
あほかっっ!
そして旦那のお姉さんや親戚からも必ず旦那あてに電話が入ります。
「うちの娘用にかわいいワンピースがほしいわ。私はTシャツでいいわよ、息子にはハーフパンツ、旦那もTシャツでいいからね。よろしくね~」
なにお土産指定しとんねんっ!
図々しいねんっ!!
と、毎回こんな調子です(-。-;)
もちろんそんなリクエストは一切受け付けておりません。
私はバリで旦那さんと知り合う前も、一時帰国するとガムランの師匠や踊りの先生方にお土産を買って帰ってきましたが、やはり先生だけではなく家族単位でお土産を渡すようにしていました。
師匠の家族からこっそり妬まれても嫌ですからね・・・
(私が今までに手ごたえがあった)
バリ人が喜ぶお土産は・・・
女性の場合
Tシャツやチュニック類(ユニクロのワゴンで売れ残った原色とか変な柄物のTシャツとか)
アクセサリー・特に派手めなブローチはクバヤ用に喜ばれます(300円均一などでOK)
シュシュやバレッタ・夜会巻き用のコームなどの髪飾り(バリ人女性はほとんどロングヘア。もちろん100均)
着物用の帯揚げやロングスカーフ(クバヤの帯として使ってくれます)
財布やバッグ
和風のキーホルダー(バイク用に使ってくれます)
資生堂の口紅など(ただし普段からメイクをしている女性のみ。赤や濃い~ピンクがお好みです)などなど
男性の場合
ユニクロのTシャツやシャツ類
財布やキーホルダー
サングラス
帽子
時計(100均)
ジャックダニエルやジョニーウォーカーなどのウイスキー
特にバリではジョニーウォーカーが有名なようです
ラム酒やウォッカなどアルコール度数の強いお酒
バリ人は水割りやロックでなく、基本ストレートです
ワインは人気がなく、焼酎・日本酒は好き嫌いがあります
日本のタバコ(バラまき用にしては高額ですが)などなど
子供用
ドラえもん・NARUTO・ハローキティグッズ
西松屋のセール品の服( ´艸`)などなど
その他
ムヒやキンカンなどの痒み止め(バリにはありません)
アンメルツやバンテリンなどのローション(年配の方)
ソフトさきいか・いか燻製(なぜか人気)
甘~いクッキー(カントリーマームとか)
どら焼き(ドラえもんの大好物に興味深々)
ハッピーターンやぽたぽた焼きなどのおせんべい類
バスタオル(バリではタオルが高額です)などなど
逆に全く喜ばれなかったお土産
日本のもち菓子・和菓子(バリでも似たようなお菓子を日常的に食べてます)
抹茶味のお菓子(苦味が嫌い)
日本のカレンダー(バリ人はバリ暦で生きてますからバリカレンダー以外は使わない)
和風の置物など(何これ?とわかりやすく眉間にしわが入ります)
田舎の人に口紅などのメイクグッズ(化粧なんてしません)などなど
まとめると
消耗品よりも形に残る「服や金めの物」がいいようです。
見栄っ張りのバリ人ですから日本製の服や小物を身に着けて自慢したいのかもしれませんね。
バリでは洋酒は高額ですからお土産でもらう以外にはなかなか口にできません。
お酒をもらって喜ばないバリ人はまずいませんね、高額とわかってますから。
ちなみにバリでは女性は基本的にお酒は飲みません(一部例外あり)ので男性用のお土産です。
そしてお菓子はまずお供えに使いますので、口に入る事無く捨てられる可能性大です。
でも大家族全員に服を買い与えていると破産しますので、今回30KGのスーツケースパンパンに入れて持って帰ってきたのはほとんどが古着。
日本の家族、姪っ子や甥っ子たちの古着です。
75cmの特大スーツケース片面にパンパンの古着。
ちなみにもう片面はバスタオルや子供のおもちゃ、靴、お酒などでパンパン。
もちろん全部家族のお土産です。
自分の物は一切入っておりません
もう一個のスーツケースには旦那が買い物した服や靴などでパンパン。
こちらも自分の物は一切入っておりません。
目上の方やあまり親しくない人に古着のプレゼントはどうかと思いますが、私の場合既に家族ですから全然OK
たとえ古着であっても日本製の物はとても喜ばれるんです。
リクエストの電話をしてきた義理姉は残念がるかもしれませんが、そんなん無視です、無視(-。-;)
だってね、旦那さんお金持ちでジャカルタの豪邸に住んでるんですよ、自分で買えるやろっ!ちゅう話ですわ
お土産は渡すなら全員もれなく渡す、渡さないなら一人も渡さないを徹底しないと後々妬みでややこしい事になりますので気をつけましょう(;^_^A
ただバリ嫁の場合、全くお土産なしで帰ると「ケチ」というレッテルを貼られてしまうので難しいところです。
別に「ケチ」て言われてもいいんですけど、村中の人々がそのイメージで私を見る事になるので、ずっと暮らしていくには微妙ですよね・・
毎回頭を悩ますお土産選び。
今回は旦那さんも一緒に悩んでくれたので少しは私の苦労が分かってくれてたらいいんですけどね(;´▽`A``
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