★2025年7月21日(月)
◆目的地:米子沢~巻機山(1,967m 百名山)
◆メンバー:M松さん、Naka-taka
◆コースタイム:6:30桜坂駐車場~6:43出発~7:08米子沢入渓~13:56稜線(巻機山避難小屋)~14:22巻機山頂上~16:27駐車場 ※山行時間9時間44分
◆山行概要:距離15.2km、登り1,468m、下り1,467m
◆天気:晴れ、午後少し曇り

【概要】
これまで山の日やお盆でM松さんとは山や沢に行っているが、
昨年はゲリラ豪雨で沢を諦めた。
今年は早くも梅雨が明け、猛暑続きで絶好の沢日和が続いており、
ゲリラ豪雨を避けるため海の日に沢に行くことにした。
場所は、以前から行きたいと思っていた
魚野川水系登川「米子沢(こめこさわ)」である。
時間があれば100名山の巻機山も登りたい。
朝2時に自宅を出て、米子沢を目指す。
豊田飯山ICで長野道を降りるが軽自動車と早朝割引で結構お得だった。
桜坂駐車場は手前の方に駐車した。
駐車スペースは30台くらいあるが今日は5,6台が駐車してあるだけである。
駐車場で沢支度をして、林道沿いに30分ほど歩き、
最終堰堤(スリット堰堤という真ん中が空いている堰堤)から入渓。
最初は岩だけのゴーロで、まだ7時台だが暑くてたまらない。
我慢してしばらく歩いているとやっと水流がでてきた。

少し遡行すると、多段の大滝が現れるが、ここは右岸を高巻く。
その後、美しいナメ滝やスケールの大きい滝が連続する。
途中で雪渓が100mぐらいの長さで残っていた。






ゴルジュ帯の最初の方の滝を越えるため、
左岸の明確な踏み跡をたどって高巻いたが(赤ペンキあり)、
かなり上まで行ったがトラバースをしないので間違いと気付き引き返すと、
赤ペンキはよく見ると「×」となっていた。
そのまま水平に上流に向かいトラバースするだけで良かった(反省)。
後のゴルジュ帯の滝は登ることができ快適だった。







ゴルジュ帯を過ぎると、この沢の代名詞とも言える大ナメ滝が始まる。




ナメ滝が終わって進んでいくとまた雪渓が現れた。
この後もずっと雪渓が続いていると、
今日の昼食のそうめんが食べられないかもしれないのでここで昼食とする。
そうめんは揖保乃糸。3人前の6束入り。
薬味はミョウガと大葉。
3人前は多いと思ったが、美味しくて旨くて問題なく完食。
昼食の間に、ツアーと思われる団体に抜かれていく。

雪渓を歩いて行くと、先ほどの団体10名程度が何やら相談している。
雪渓が崩れ、沢に降りられないようだ。
ロープを出して懸垂下降を始めた。
その団体の中心人物らしき方がロープ使いますかと言ってくれたので、
ありがたく使わせていただいた。
久しぶりの懸垂下降、良い勉強というか経験になった。

二俣は、避難小屋に向かう左俣を進む。
頂上付近に向かう右俣は木で通せんぼしてあった。

少し進むと結構な人数が休憩していたが、
右岸にピンクのリボンがあり、
ここが避難小屋に上り上げる遡行終了点であると分かった。
ここで沢支度を解除。

歩いて5分ぐらいで避難小屋に着く。
予定の12時を2時間弱オーバーしていて巻機山頂上を目指すか悩んだが、
コースタイムで往復1時間ちょっとであり、
天気も少し良くなり下山まで持ちそうなので頂上に行くことにする。

(ニッコウキスゲ、左はニセ巻機山)
稜線に上り上げたところに頂上の標柱あり。
しかし、一度来たことがあるM松さんによると、
ここは地図上の頂上ではないとのこと。

(顔の形の池塘)
少し歩いて真の頂上着。
写真を撮って直ぐ戻る。

(地図上の頂上)
標柱でもパチリ。直ぐスタート。

下山はそこそこ急いだら結構早く駐車場についたが、
暑くてしばらくは汗が引かなかった。
久しぶりの長時間山行、疲れました。