★2025年9月23日(火)

 

◆目的地:利根川水系湯檜曽側 東黒沢白毛門沢(群馬県)

◆メンバー:Hitoshiさん、Naka-taka

◆コースタイム:6:42白毛門登山口駐車場~7:22ハナゲノ滝~12:32白毛門頂上12:42~15:06駐車場

◆時間:8時間23分

◆距離・標高差:距離7.6km、登り・下り1,058m

◆天気:曇り時々晴れ

 

 

 

【概要】

Hitoshiさんから、道の駅で前泊し、谷川岳の銘渓白毛門沢での沢登りのお誘いがあり。

 

2時間の時間休を取り出発したが、

連休の合間のためか談合坂SAから上野原ICぐらいまで渋滞し、

なんとか圏央道、関越道を経由して、道の駅みなかみ水紀行館に21時頃到着。

 

Hitoshiさんの新兵器、キャンプ仕様の軽ワゴンで前夜祭。

3月19日にHitoshiさんのお疲れさん会を松本で行った際にお渡しした

勝沼醸造の白ワイン「祝」をHitoshiさんが持ってきており、私もご相伴にあずかった。

うーん、さすが勝醸。美味しいです。

23時頃就寝。適度な硬さのあるマットが敷いてあり快適でした。

 

朝5時に起床し、カップ麺を食べ、白毛門登山口駐車場に向かう。

駐車場には、15台程度が駐車してあった。

 

この沢は、初心者でも上越らしい快活なナメと爽快なスラブを楽しめると言われるが、

最初は東黒沢を遡行し、途中から白毛門沢に入り、

非常に急な露岩帯を抜け、白毛門頂上直下に飛び出ることになる。

 

駐車場から5分程度歩き入渓。

 

 

少し遡行していくと、長大なナメの代表格である「ハナゲノ滝」が現れる。

夏には観光客もキャニオリングにくる有名な滝だ。右岸を巻く。

(ハナゲの入口)

 

(振り返る)

 

 

 

(巻き)

 

少し進むと、東黒沢と白毛門沢の分岐となる。

 

 

 

 

 

(白毛門沢と東黒沢の分岐)

 

今回は左側の白毛門沢に入る。

この後も階段状のナメや斜滝が連続し、飽きることがない。

しかし、倒木が多く、結構荒れているところもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有名な大滝の「タラタラのセン」は右岸から巻く。

(巻きの途中からのタラタラのセン)

 

「タラタラのセン」の少し先の大ナメ滝は、

右側の水流際を登り、落口手前を対岸に渡って越えた。

 

先を進む。

 

 

大ナメ滝を過ぎると奇岩があり、人の顔のように見える。

 

更に進み、いろいろな滝を越え遡行していくと、

昭文社の地図にも載っている「ジジ岩」と「ババ岩が」見えてきた。

(正面にジジ岩、ババ岩)

 

 

(正面にババ岩)

 

 

 

 

 

最後のスラブや露岩帯はだんだん斜度が増し、かなりの急登になる。

初心者では少し怖く感じるかも。

 

 

 

稜線の登りあげると、右側10mぐらいに白毛門頂上がある。

今日は午後3時ぐらいから晴れになる予報であり、眺望は良くない。

写真を撮って下山。

 

 

下山開始後少しすると、日が差してきて周辺の山々が見えてきた。

かの有名な一の倉沢も下の方が見えた。

私は谷川岳周辺が初めてだったので、周辺の概念が分かり大変うれしかった。

(正面が谷川岳)

 

 

 

(左側の雪渓のあるところが一の倉沢)

 

(ジジ岩とババ岩)

 

後はゆっくりしたペースで樹林帯を抜け、駐車場到着。

 

帰路はグーグルで検索すると、

関越道経由と雁坂トンネル経由で10分しか違わないので、

高速道路代がかからない雁坂トンネル経由で帰ることとした。

雁坂トンネル手前の大滝トンネルはまだ舗装が完成せず開通していないが、

災害対応のため臨時的に通れた。良い経験だった。