「4月14日熊本小国楽心会にて」
お金は大切だけど、それにしばられないで、自由に生きれる世界が本当にある。
この楽心会には、いろんな職業の人が集っている。
その気づいた人は
複雑な人間社会から少し離れて、利益関係から解放され縛られずに生きられる。
スケジュールに追われ、時間に追われて、こうあらねばばならないという思い込みの世界に生きていると
アレコレ仕事が頭を巡り、明日のやらねばならない事でいっぱいの人になる。
いつも「ここ」に心がない人を、浮気な人と言う。
虚ろな返事ばかり返してくれる人…
だからいつもその人は気疲れしている。
安らいでない。 目が落ち着かない。
素敵な瞑想の時も、人間社会での処理ことばかり
考えている。
一日中パソコンに向かい、放送世界にはまり
電波に囲まれた、人工物世界で頭痛持ちの彼を
まったく頭を働かせない世界に連れて行こうと
私の家の裏の森に連れ込み、チェーンソーで1時間半、木こり仕事をしてもらった。
『太い丸太を切るだけ』という仕事をして もらった。
彼は無心に、何も考えず大木切りをやっていた。
お金にはならない…チェーン ソーの音と、風の音を聞いて、森にいるだけだ。
森の香りを感じた…楽しかったと言っている。
神の世界に生きていて、何も心配することないんだということに気づいたと言う。
自然の中に佇み、存在の価値を知った時、
「お前が存在するだけで、人を救うことができる」と、キリストもお釈迦さま言っている。
だからどうか「仕事をして、社会で生きていかないといけない」というのもわかるが、
それが すべてではないことを知ってほしい。
説得はしない。
美しい生き方を…感じて欲しいだけだ。