丁寧に生きる | 満願寺窯 北川八郎

満願寺窯 北川八郎

九州、熊本は阿蘇山の麓、小国町、満願寺窯からお送りするブログです。
北川八郎の日々の想いや情報を発信してまいります。

得たもの、学んだものを後に続く人々に 丁寧に伝えよう。

 

今の日本に次々に起きる事件は痛ましいものばかり。

 

荒々しく生きる人たちが 自分の都合と利を追って 荒々しく稼ぎ、稼いだお金を自分の快に変えて やがて苦しむ。

 

信を失った会社は なかなかやり直しがきかない。

 

信を捨てた人々の表情は荒々しい。

 

鉄骨を抜いた設計士や それを売った建設会社は、自分の骨まで抜いてしまうことになるという法則に気づかないで、欲と利に体型までも狂わされる。

 

私たちは次のことを よく学ばなければならない。

 

この人生で

した方がよいことと 

しなければならないこと

しない方が良いことと

してはならないこと

 

この違いをこの世に学びに来たのだ、ということに気づかない人たちは、重い欲の荷と さらに重い罪の荷を降ろせずに終わってしまうだろう。

 

人生の後半にきたら 人生の前半で積んださまざまな欲や、他人への罪や、悲しみの因(もと)の荷を降ろす作業に入るほうがいい。

 

借り物の服はちゃんと洗い、シミをできる限り落とし、破れは小さくして、神に返したい。

 

してはならないことを人にすると、その人の魂まで傷ついてしまう。

 

魂まで傷つくと その人の人生が狂ってくるだろう。

 

他人の人生を狂わせると、必ず自分の人生も狂ってくる。

 

よどみなく車が流れる高速道路で 乱暴な運転をすると、次々に周りの車を事故に誘い 自分の車もたちまち事故に巻き込まれてしまうだろう。

 

自分勝手な生き方は 自分勝手な生き方に似て、信を失う。

 

私たちは二度とないこの世で、学ばねばならない。

 

しない方が良いことと、してはならないことの重みの違いを学びに来たことを。

 

丁寧に生きて ワッハハハ~!ワッハハハ~!ワッハハハ~と笑い飛ばすぞ、今年から・・・。

 

(月刊致知2006年2月号掲載「三農七陶」より)

 


 

長野断食会募集開始 1020日〜22

詳細 https://manganjigama.jp/