私は、断食を通して「見えないもの」の存在と、その力の大きさを知りました。
正確に言えば「見えないもの」というよりも、いままで存在していたけれど
「気づかなかったもの」を感じたと言った方がしっくりくるでしょう。
たとえば松の木があります。いろいろな木がある中で、松の木が持つエネルギーというのは
最も人間のエネルギーの波長に近いんですね。
その証拠に、昔のお城や東海道などの大きな街道沿いには松が植えられていました。
もしかしたら日本人の元気がなくなったのは、私たちの町や暮らしの中から
松が無くなったからじゃないかと思えるほどです。
おそらく昔の人は、松の木が最も多くのエネルギーを与えてくれることを知っていたのでしょう。
当時は電気もコンピューターもない世の中ですが、私たちよりはるかに知覚能力が高かったのだと思います。
私の場合は 断食中にそのことに気づかされました。
長い断食で自分のエネルギーが無くなり、疲れて動けなくなった時に、
松の木が「こっちへ来い」と呼んでくれました。
呼ばれるままに松の木にしがみつくと、松の木からエネルギーをもらえるのが感じられました。
自分の電球が光源を失うと、初めて すぐ隣の薄明かりの存在に気づくように、
すぐ傍ら存在していたが まったく気づかなかった「意志あるエネルギー」の存在に気づくのです。
※9月1日 熊本小国楽心会18時30分より(zoom配信も行います)
※9月20日~22日 福島断食会参加者募集中
※10月16日~18日 佐賀断食会参加者募集中