善き人と交われ | 満願寺窯 北川八郎

満願寺窯 北川八郎

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釈尊はいわれる

  

 毒を塗られた矢は 箭筒(やづつ)の中にある毒を塗られていない矢をも汚す。

 悪に汚れることを恐れて 悪人を友とするなかれ。

 どのような友をつくろうと やがて人はその友のような人になる。

 だから

 悪い友と交わるな。

 卑しい人と交わるな。

 善い人と交われ。

 尊い人と交われ。

 

 

人は失意と不遇の中にある時 どんな人と交わるかで その人の人格や運が見えてくる。

 

また その人が順調な時 その人の周りの人で その人の運の先が見えてくる

 

友は その人の心のレベルと目ざすものに呼応して変わってくる。

 

人は同じ目つきの仲間と 同じ服装の友と 輪をつくる。

 

良き友は 生きる上で最も大切なことの一つである。

 

次に心を澄ませ 尊敬する人をつくるといい。

 

三人 尊敬する人を持つと いつしかその心と行いが自分の身に沁み入り 自分も尊敬される側に立っているだろう。

 

だから周りの人々に 自分な対する尊敬を求めなくていい。

 

ひたすら 快におぼれず 怒りなく 友のよろこびを祝ってあげられる人となれ。

 

両親を大切にする人となれ。

 

人にやさしくあれ。

 

老人にやさしくあれ。

 

弱い人を助けよ。

 

善き友がいない時は独りで 本を読み 善き年上の人と語り 善意の輪の中に入ってゆくがいい。

 

きっとオーラが澄んでくる。

 

(高木書房「あなたを苦から救う お釈迦さまのことば」より)

 

※7月1日熊本小国楽心会は通常通り「楽風」にて行います。

同時にライブ配信します。参加ご希望の方は詳細:https://manganjigama.jp/