お地蔵さま。
おととい月曜日、荼毘に付されお空に登ってしまう前に、福っちのお顔を見に行ってきました
福っちといえば思い出すのが、どこでもお地蔵さまのようなお顔でグーグーとよく寝ていたこと。
上の写真は、東京タワーが見える広場をみんなでお散歩していた時に、グーグー寝ちゃった時のもの
おととい逢いに行った時も、横向きではなくこのポーズで眠っていました。
あまりにも自然な姿でまさに眠っているようだったので驚いたのですが、ママさんのお話だと誰が手を加えることもなく福っちがこの姿勢で息を引き取ったそうです。
もうおじいちゃんなのに、幼い子供のように本当に愛らしいお顔でした。
何度も何度も撫でて、抱っこもさせていただきました。
うちにいた頃も、ホントよく寝てたよね
初めてのお散歩の時もバギーの中でも寝るから、蛍ばばしゃま驚いてたよ
そんな福っちの、めずらしく活動的なお写真があったよ。
いきなり伽羅(きゃら)とチワレスリングを始めてー・・。
あまりの激しさに、ポヤジが『ええ加減にせんきゃ、オマエらー』って、目をひんむいておられましたよ
その後、茶壺も参加していたから、仲間に入れてもらいたかっただけかい。
我が家で卒業ワンコたちと同窓会をやった時、みんなで会ったね。
写真に写っている、天馬くんとメイちゃんともお空でもう会いましたか
預かっていた保護犬たち、うちの子たち、大切な子たちがお空で福っちをちゃんと迎えてくれていると思うと、地上に残されたワタシたちは寂しいけれども心が慰められますよ。
2年半前に横浜の赤レンガ倉庫での動物愛護イベントに楽(らく)と出演した時も、逢いに来てくれましたね
楽も福っち達が捨てられていた場所に近いところに、何匹かの小型犬たちと捨てられていました。
おそらく、同じブリーダーかブリーダーから依頼された人間が、繁殖犬として使いものにならなくなった犬たちをそこに捨てていっているのだと思います。
楽じじしゃまとも、お空でじゃれてますか
お地蔵さまのように、ホンワかとみんなを癒してくれた福っち
携帯が鳴ってママさんから空に旅立った知らせが来たのは、ちょうどワタシが れんコテ単行本に掲載するイラストをすべて描き終わった後でした。
気を遣ってくれたのかい、福っち。
気を遣わなくていいよ、保護されるまでゲージ閉じ込められて窮屈な思いをしてきたのだから、もう気を遣わなくていいよ。
生後間もないうちからペットショップで売られて可愛がられ続けている犬たちもいれば、産む道具として虐げられ続けた犬たちもいます。
それは本当に歪(いびつ)な世界だと思います。
福っち、里親さんのもとで愛情たっぷりに生きた7年間は本当に幸せでしたね
でも、もし願いがかなうのならば、福っちも保護犬たちも今度は生まれた時からずっと幸せに生きてください。
福っち、お地蔵さまのようなホッコリする姿でみんなを癒してくれて本当にありがとう。
ずっと、ずっと、大好きですよ
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お空でみんなにぎやかにやってますか