こんにちは! ぱすかる(https://twitter.com/aoashifan)です!
今回は最近発売されたアオアシ21巻の感想を綴っていこうと思います!
いや〜、ついに500万部超えたらしいですね! 世間では鬼滅の刃が大人気ですが、アオアシも新刊が出た時は売上ランキングでかなり健闘しています。
で、21巻ですが、新章突入です。平の引退、阿久津のキャプテン就任、そして青森星蘭の話だった20巻のラストからいきなり約2ヶ月経過します。メインは新キャプテンになった阿久津!
さああらすじにいきましょう!
ちなみに、完全に蛇足ですが無料で読みたい人はU-NEXTの無料体験でポイント使って1冊丸ごと無料で読めます。
21巻だけを無料で読みたいという人はいないと思いますが、紙で読むまでの繋ぎとかいろいろ使い方が考えられるので、興味のある人はお試しあれ。解説記事は→こちら。
漫画アオアシ21巻のあらすじ
なんとか引き分けに持ち込んだ船橋学院戦から2ヶ月。アシトはベンチの外で守備の意識を一から作り直すことに専念していた。
一方で、新キャプテンに就任した阿久津。自分だけではなく周りも気にしなければならない状況にイラつくが、高杉らのフォローもあり、チームはうまく回っていた。
そんな中で迎えたJユースカップ。福田監督はここで1年生を多く起用し、起用されていた1年生もある程度結果を残していた。
しかし、阿久津に届いた1通の手紙。その手紙をきっかけにして、エスペリオンユースは崩壊寸前にまで追い込まれる...!?
漫画アオアシ21巻の見所と感想
まとめブログを運営するようになってからネタバレを踏むことが増えてしまって、実は本巻の内容はほとんど事前に知ってしまっていた(泣)んですが、それでもなお面白いのがアオアシですね!
この巻では平の引退後、キャプテンとして奮闘する阿久津。そして急激に不調になったチームをどうするのか、みんなで足掻く巻になってます。
印象に残った点をいくつか紹介しながら感想を書いていきましょう。ここからはネタバレありです。注意して読んでください。
アオアシ21巻の見所1: キャプテンになった阿久津の奮闘
前巻で平の引退騒動の末にキャプテンになった阿久津。
今まで自分のことばかり考えていた彼が、周りのことも考えなければいけないとあって目に見えてイライラ。
確かに阿久津にキャプテンは性に合ってないと私でも思いますからね笑
それでもぶっきらぼうながら周りを必死に指導する阿久津は割と可愛いものです笑
なお船橋学院戦以来、アシトも阿久津に教えてもらっています。阿久津も手探りで指導するものだからなんだか微笑ましい。
高杉らが不慣れな阿久津を全力でサポートしようとしているのも微笑ましいですね。ここら辺すごく部活っぽい。ユースなんですが。
ちなみに手紙関連で阿久津の過去も判明するのですが、彼がアシトを嫌いな理由がちょっとわかった気がしました。
ハングリー精神なんてもんじゃないですよ、これ。
U-18日本代表の時に言っていた、「サッカーで道を切り開いてきた」が本当にそのまま文字通りだったことがよくわかります。
アオアシ21巻の見所2: ラブコメの波動を感じる...
アシトと花、冨樫とお嬢(杏里)ですね。船橋学院戦を経て普通にアシトと花が話すようになったので少しだけラブコメ成分が戻ってきました。
一方で船橋学院戦後の大号泣を冨樫に見られたお嬢ですが、結局冨樫に出た試合の解説をしてもらうことで落ち着いたようです。
夜にネット通話しているって結構なイベントだと思うんですが、内容はガッツリサッカーの話なのでまあ。
ちなみにお嬢の想いを冨樫は知ってしまったんですけど、その後の「アシトの恋愛観」に関するコメントは非常に的を得ていると思います。
というかそれだったらこのラブコメこれ以上前に進まんやんけ...
花もそれをわかっているようなのでなんとも。いや〜、ユースしながらの恋愛って大変ですね(小並感)
アオアシ21巻の見所3: 苦境に陥るエスペリオンユース
船橋学院戦の後も快進撃を続けていたエスペリオンユースですが、Jユースカップでのガノン大阪戦以降、一気に調子を落とします。
しかもなぜ調子を落としたか、チームメンバーのほとんどが分かっていないという状況。
ここまで順調にきていた分、チームの同様は大きく、各メンバーがなんとかしようともがく珍しい様子が見られます。
個人的には馬場さんが唐突に発言し、しかも朝利を責め始めたのが爆笑ものだったんですが。
そんな中で一番冷静だったのは大友だったのかもしれませんね。彼がアシトと朝のランニングをした時の発言は、彼の特徴をよく表していると思います。さすが「1年生の中で最強のメンタル」!
アシトや橘なんかはそうでしたけど、飛躍のためには一度しゃがむことが必要です。
こんどはどのキャラが苦境に陥るかな、と思っていたのですが、まさかチーム全体を苦境に陥らせるとは思っていませんでした。
小林先生やりますね...
あ、あとツイッターでも書きましたが、志村さんの口調はびっくりしました。タイムラインだと一人称が「僕」なことがウケていたみたいですが、個人的には「青井君。どうおかしいのか、説明してみなさい。」のコマが爆笑ものでした。塾講師か!
アオアシ21巻の見所4: 北野蓮とアシト
この話題は次巻に引っ張るんですが、ついにアシトが北野蓮(レン)のことを知ります。というか知らなかったのかと。
アシトが一緒にプレーした選手や戦った選手以外にあまり興味がないのを忘れていました。
蓮もすごいですね。高校一年で鹿島に内定とは。
そのレンの存在を大友から教えてもらってビデオを見たアシト。何の描写もないですが、レンが自分と同じ「俯瞰」の能力持ちだと気付いたようです。
船橋対青森の試合を観戦に行こうと提案しました。それが本巻の引きですね。
まとめ
アオアシ21巻は新章突入ということもあって伏線というか今後への布石が多い感じでした。
- キャプテン阿久津
- アシトと花、冨樫と杏里
- エスペリオンユースの不調
- アシトとレン
これらの問題が青森星蘭戦で解消されるって感じですかね。
高校サッカーとユースの違いというのはアオアシが当初から書きたかったテーマだと思うので、どうなるか非常に楽しみですね!