【アオアシ】対東京VANS戦のあらすじと感想【やっぱり最後は信頼!】 | 漫画アオアシをスマホで読んだ感想ブログ!

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サッカー漫画、アオアシの感想などを綴っています。サッカーをあまり知らない人も全然読めます! 私もせいぜい日本代表の試合だけたまに見る程度でした! とりあえず6巻まで読んだら良さが分かる!

アオアシの東京VANS戦をスマホで読み返していました。

 

15巻と16巻ですね! 1冊ならU-NEXTでほぼ無料で読めます! 

 

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普通の感想は16巻の感想で書いたので、武蔵野戦の感想の時と同様に、今回もコミックスの感想とは違う視点から東京VANS戦の感想を書いていきます。

 

改めて読み返してみると、武蔵野戦と同様に「信頼」がキーワードなことが分かってきました。

 

「友情」「努力」「勝利」はジャンプ漫画に必要な3要素と言われていますが、「勝利」はともかく、「努力」がロープ練、「友情」は「信頼」に置き換えるとわかりやすい。

 

ジャンプ漫画だけじゃなく、面白い漫画の普遍的な法則の一つなんだと思います。

 

それではあらすじから行ってみましょう。ネタバレ注意です!

 

【アオアシ】対東京VANS戦のあらすじ

 

箇条書きで行きます。

 

まず前半。

 

ロープ練の成果でコンパクトな守備を実践する葦人たちDFライン。

しかし朝利と竹島の安易なクリアが狙われて防戦一方になる。

冨樫の指示でそれも解消。

さらに秋山の指示で縦の距離もコンパクトになり、攻撃につながる。

攻撃では桐木がその能力を発揮し、最高のラストパスを三人のFWに一度ずつ提供するがゴールに結びつかず。

味方を切り捨てた桐木は自分で突破しようとするが奪われ、カウンターから守備ラインが崩壊

防戦一方のままエスペリオンは前半を終える。

 

そして、ハーフタイムでのアシトたちと先輩の絡み、栗林と桐木の絡みを経て後半です。

 

アシトたち1年生は先輩たちとコーチングしあうことで東京VANSにボールを持たせて要所で奪う「嵌める」ことに成功し、守備は完全に安定する。

桐木は味方を切り捨てることを止めたが、要求の高いパスはなかなか通らない。

馬場に代わって大友が投入。守備を安定させ桐木の負担を減らす。

大友の献身的な働きで桐木はフリーでボールを受けれることが増える

チームは桐木にラストパスを出させることだけを目的に献身的に動く。

そのチームの献身性を感じた桐木。遊馬に絶妙なラストパス! それを受けた遊馬が先制ゴール!

試合はほぼ決したかに見えた後半残りわずかの時間帯。アシトが敵の攻撃を見切って自らが攻撃参加。

桐木からのラストパスを受け追加点となるゴール! 

 

2-0で試合終了。 

 

頼もしい先輩たちが印象に残るこの試合ですが、「信頼」をキーワードに読み解いて行きたいと思います。

 

1年生DFラインの「信頼」

 

一年生ズ(アシト、冨樫、竹島、朝利)がロープ練習で身につけたのは、何も言わなくてもお互いがいるべき位置にいてフォローするということ。

 

武蔵野戦で冨樫と竹島が仲悪かったのがもはや懐かしいですね。

 

あの時も竹島と冨樫がお互いを信頼することで守備を安定させましたが、今回はそれを4人で、さらに高いレベルでこなすと。

 

よく考えてみると武蔵野戦とDFライン全く同じじゃないですか。

 

あの時と比べても周りのレベルは上がっているのですが、アシトたちも成長していることがよく分かります!

 

先輩たちと1年生DFラインの「信頼」

 

まずは小早川と秋山でしょう。一年生DFラインがロープ練習で身につけたことを発揮させ、さりげなくフォローやアドバイス。

 

さらに前半にアシトたちが練習で身につけたことを懸命にこなしたのを目にして、他の先輩たちもアシトたちを認め、後半のコーチングに繋がります。

 

特に認められていない、という描写は無いんですが、以下の福田監督の説明が全てでしょう。

 

望コーチから、自分だったら高い理想を掲げて試合前に全て指示をしてしまうと言われ、返した言葉です。

 

......サッカーをするのは人間だからな。

 

例えば前半の段階で今のように1年生が積極的にコーチングをしても、元からいるAの人間は思うだろう。

 

「それは本当に正しいコーチングか?」「今日がデビューの1年生を信用していいのか?」

 

プロを目指す前に一人の人間、しかも高校生だ。たぶんそうなったと思う。

 

葦人達はまず、チームの信用を得る必要があった。

 

懸命にやったよ...前半から4人とも。及第点なんてもんじゃない。

 

あそこまで迷いなく練習通りのことをぶつけてくるとは思わなかった。

 

秋山と小早川のフォローも素晴らしかったが、とにかく4人がよくやった。

 

前半を通じて、未熟な1年生達は急激にチームの一員として認められていった。

 

俺は、この試合が終わるまでに、そこにたどり着けたらと思ってたよ。

 

だから望ィ...計算通りなんかじゃねえぜ。

 

あいつらは、想像を超えてくれたんだよ!

(16巻より)

 

アシトたちが真の意味でチームの一員となれた。そんな試合だった気がします。

 

上がった頃は全然溶け込めてなかったですからね…

 

あの時に橋渡しをしてくれた平がいないのは寂しい感じですね。

 

桐木と他の選手の「信頼」

 

最後はこの試合での主人公とも言える桐木。

 

日本代表の面々がいない中で、チームの大黒柱は桐木。

 

チームのみんなは初めから桐木を信頼してました。

 

一方で、他の選手を桐木は信頼していませんでした。

 

今回の試合に出ている選手たちはある意味日本代表に行ったメンバーの控え。

 

そう思って「できるわけないだろう」と見下していたんですね。

 

その桐木が味方を信用するきっかけになったのが、遊馬と大友

 

特に、やっぱり大友ですかね。

 

作中では、大友は桐木の負担を減らす役割。大友の言葉を借りれば、

 

桐木さんとほかの9人をつなぐ...役割。

 

き、桐木さんに...一番よい場所でボールを受けてもらえるよう...「水を運ぶ」役割。

(16巻より)

 

だったわけです。

 

が、私は大友はチームの桐木への信頼を桐木に届ける、というか気づかせる、そういう役割もあったと思うんですよ。

 

ボールだけでなく信頼も運ぶイメージ。

 

大友は望コーチも言ってましたが、本当に周りがよく見えている、主将気質ですね。

 

桐木は認めた選手しか名前を呼ばない覚えない?のですが、ゴールを決めたあと、アシトを除く一年生ズの名前が呼ばれるのは地味に感動シーンです。

 

(アシトはすでにAチームの練習初日で名前呼ばれてたんで今回は無しですね笑)

 

まとめ

 

ということで、「信頼」というキーワードを軸に対東京VANS戦を振り返ってみました。

 

試合ごとに振り返るのも色々発見があって面白かったです。

 

というかやっぱり熱い展開になるので、スマホで読み返していてそのまんま没頭してしまい、時間がすぎることもしばしば...

 

次は船橋学院戦になると思いますが、最新刊の18巻時点でまだ前半なので、当分先になると思います。

 

ではでは〜

 

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