
新しいウィンドウで開くwww.saiseikai.or.jp
視神経
視神経の働きは以下のとおりです。
光が角膜と水晶体を通過し、網膜に焦点を合わせます。
網膜の光受容体が光を感知し、電気信号に変換します。
電気信号は視神経線維を伝って脳に送られます。
脳は電気信号を視覚に変換します。
視神経が損傷すると、視力低下や視野欠損などの視覚障害につながる可能性があります。視神経損傷の最も一般的な原因は緑内障ですが、外傷、感染症、腫瘍などによっても引き起こされる可能性があります。
緑内障は、眼圧の上昇によって視神経が損傷する眼の病気です。眼圧は、眼球内の液体の圧力です。眼圧が高すぎると、視神経が圧迫されて損傷します。緑内障は通常、定期的な眼科検査で発見されます。
外傷、感染症、腫瘍も視神経を損傷する可能性があります。外傷は、自動車事故、転倒、スポーツなどの怪我によって引き起こされる可能性があります。感染症は、髄膜炎や脳炎などのウイルスや細菌によって引き起こされる可能性があります。腫瘍は、視神経またはその周辺に発生する可能性があります。
視神経損傷の症状は、損傷の程度によって異なります。軽度の損傷では、視力低下や視野欠損などの症状が現れないこともあります。重度の損傷では、完全な失明につながる可能性があります。
視神経損傷の治療法はありません。ただし、緑内障などの原因となる疾患を治療することで、さらなる損傷を防ぐことができます。緑内障の治療には、眼圧を下げるための薬物療法、レーザー治療、手術などがあります。