「今は あの小さな星の小さな国の中では人々が竹槍と呼ばれるものを持って争っている」
「父上、1500年後に悪魔大王大沢樹生はあの星を手に入れるのですか」
「娘よ、われわれ、宇宙の善なるものと 悪なる悪魔大王が最後の決戦を決めるのじゃ」
そう言って善魔大王蛭子能収は橙色に輝くゴムボ-ルのようなものちを取り出した。
「父上、それは善なる者を導く善善ボ-ル」
「そうじゃ、これを地球に送りだそう、この善善ボ-ルを拾った子羊たちの子孫が勇者になるのだ。さぁ」
善魔大王が宇宙空間に投げ出すと光速を超え、それらは地球に落下していった。