ダーウィンズゲーム14巻が3月8日に発売されていたので、その感想になります。

 

 

全体的に物語が進まずに足踏みしていた気もします。

 

しかし、実はレインがGMの目的に対し仮定を建てることではなく、圏外村の存在意義こそ注目すべきポイントとなのかなとも思える展開でした。

 

そんなわけで、物語に対しての軽い感想と圏外村の存在意義を考察していくっていう話になります!

足踏みしてた感じがした。

13巻まで続いていた謎の島での一つ目の化物たちとの戦いに決着がついた後の物語が描かれているわけですが、14巻の物語で大きな出来事は1つしかありませんでした。

 

それは、主人公・カナメが属するクランがDゲームことダーウィンズゲームの目的について1つの答えにたどり着いたという事です。

引用:ダーウィンズゲーム14巻

クランの頭脳であるレインがやっとダーウィンズゲームの目的が『シギルを多くの人に与える為』であると仮定しました。

 

 

クランの頭脳というに相応しい様々な名推理をやってはいるんです。

 

名推理でDゲームの目的という答えにたどり着いたわけですが、読者としては言いたい。

 

 

ハッキリ言ってしまえば遅すぎるくらいだ…と。

 

 

というのも、そもそもの話として前巻にあたる13巻の物語で明らかになったダーウィンズゲームの主催者であるGMことゲームマスター。

 

彼の口から既にダーウィンズゲームといいますか、彼が動いている全てが読者には目明かされているんです…
(; ̄ー ̄川 アセアセ

引用:ダーウィンズゲーム13巻

人類存続をかけた聖戦とまで言い放ったゲームマスター。

 

そう。

 

Dゲームとは、人類の存続をかけたゲームであると既に読者側は知っているわけです。

 

 

にも関わらうずレインがダーウィンズゲームの目的について調べる展開が必要だったのか?という疑問があります。

 

レインには世界関数(ラプラス)があるんだから、しれっとGMの目的を知りカナメに伝えておきましたくらいで丁度いいという本音が…

 

結局のところ、レインが仮定を建てた話のなにが必要だったのかが分からない。

 

そういわざるを得ない展開でした。

 

圏外村をGMが作っている意義を考える

とはいっても、レインがDゲームの本当の目的に対する仮定をたてる際に訪れた『圏外村』と呼ばれるDゲームの影響が及ばない村にこそ意味がある可能性はありそうです。

 

なので、圏外村について考察していきます。

引用:ダーウィンズゲーム14巻

ヒロイン級の可愛い子が案内してくれた圏外村!

 

ダーウィンズゲームに新たなヒロインが現ると言わんばかりの可愛さ…

 

この子がどんな感じで戦ってくれるのか…?

 

圏外村はこの子の存在だけでなり立っていると本気で思っています!

( ̄m ̄* )ムフッ♪

 

 

まぁ話を戻しまして…。

 

何のために圏外村と呼ばれるDゲームが行えない場所が存在しているのか?

 

 

注目し考えるべきは、圏外村の存在意義だとは思ってますが、圏外村の存在意義は警察に留まらず国などに対し一方的な協力関係。

 

Dゲームという特殊能力者を生み出している運営側が国や政府などに対し害ではないことの意思表示だと思うんです。

 

GMは『人類存続をかけた聖戦』と言い放っていますが、それと同時に並行世界のGMと思われる人に対し『色んな機関との関係を気にし過ぎたのが敗因』という事も言っていました。

 

 

ここまでのゲームマスターの発言から考えるに。

 

GMからは『聖戦に勝つために使えるものは全て使い倒してどんな犠牲が出ようとも勝つ』という意志を感じます。

 

このGMの意思が正しいのであれば、間違いなく国や政府を自分の駒として動かしたいと考えるはず!

 

 

しかし、各国を手駒として動かすには信頼が必要ですよね?

 

その信頼を獲得するために、自分が特殊能力者を生み出している張本人である事を知らしめると同時に、各国に対し敵意は無い事。

 

姿こそ見せないが有益な存在であり信頼に足る存在と認識される必要があると思います。

 

 

その為に、Dゲームからの脱落を希望する者達。

 

Dゲームからの抜けさせることは出来ないものの、現実的に抜けたも同然にする為の地域を各国の為に用意している。

 

日本では警察が保護したDゲーム参加者が圏外村に集められていたので他の国でも同様の地域があると推測できますからね。

 

 

色々と考えてみると圏外村というのはGMの支配が及ばない地域という可能性よりも、GMが各国との良好な関係を築くために用意した場所である。

 

そう考えると、しっくりくる気がしました。

 

 

そして、これまで受けていたGMのイメージが払拭されました。

 

一方的に相手を操ろうとするタイプではなく、ある程度は歩み寄って譲歩(圏外村設立)する。

 

これまで受けていた高圧的で『私が圧倒的に優れているから四の五の言わずに黙って言う事を聞いてりゃいい』と言ってしまいそうな傲慢なイメージとは、異なり聖戦に勝つ為なら頭も下げそうな印象を強く受けた展開でした。

 

 

聖戦という謎のワードに拘っている頭おかしいヤツという印象が強いですが、聖戦が本当に人類存続をかけた戦いなら、GMって良いヤツなんじゃ?

 

カナメ達と共闘路線になりそうな予感がしています。

 

というか確信に近い感情を抱いています!

読み終えて

割と長くなったといいますか、全ての黒幕と考えられていたGMが姿を現してからの無駄な足踏み感が酷くて余計に長く感じました。

 

実際のところ、そこまで圏外村などは無駄に長いわけではないのですが学校編とかいるかな?って本当に思っています。

 

帰ってきたら学校荒れてましたって言われてもね…

(´-ω-`;)

 

 

全体的にその場での足踏みと言いますか物語が前に進んでいない。

 

そんな印象をとても強く受けてしまったのがダーウィンズゲーム14巻を軽く読んだ感想ですが、実は圏外村の存在意義こそがGMが言っている『聖戦』の規模を示しているような気もします。

 


何より言いたいのが、人類存続をかけたといっているので、地球規模での戦いになるのは明白ですが思っているよりもド派手になるのかも?

 

これまでは『聖戦』が始まった時は、特殊能力者たちが主力になると思ってたんですがロマン溢れる超兵器も大量に出てくれる展開かな?って思うとね。

 

これはもう、ワクワクがワクワクが止まりませんッ♪

ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク

 

 

 

ウィィィィン…

 

出てくるんでしょ。。。?

 

超ド派手なエネルギー兵器搭載型の人型ロボットが!

 

 

楽しみ過ぎます♪

 

GMが言っている聖戦の幕開けが本当に楽しみ過ぎると思ったダーウィンズゲーム14巻の感想でした!

 

それでわっ

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪