どーも、こんにちは!
りょうです。
今回は本日より公開が開始されたエイリアンシリーズ最新作。
エイリアン:コヴェナントを観てきましたのでその感想を
エイリアンの原点を描くみたいな話もあったし、確かにエイリアン誕生の理由は描かれてた。
もっと言えば、誰がエイリアンを作ったのかが描かれていた作品。
なんだけど…
映画としての感想というか、評価としてはハッキリ言って平凡。
面白んだけど、エイリアンシリーズの最新作としてはガッカリだったっていう内容かな。
それでは、感想です。
エイリアン:コヴェナントを見る前に
本編を見る前に見ておいた方が良い作品が、プロメテウスという映画。
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この作品は、エイリアンシリーズの前を描いている作品であり
コヴェナントに直接
つながる物語です。
もっと言っておくと、プロメテウスに登場したキャラがエイリアン:コヴェナントに登場します。
この登場するキャラが物語の行方を左右する重要な立ち位置につくんですが…
プロメテウスに登場したキャラたちの関係性が今作では描かれていません。
その為に、プロメテウスを観ているかどうかで物語の状況を正しく認知出来るかが変わってきます。
プロメテウスを観ておくことで知っている側の視点で見ることが出来るわけですね。
まぁプロメテウスを観ないで本作を観ればコヴェナント号のクルーと同じ視点で見れるので、観なくても楽しめるとは思いますけどね。
どういった状況なのかを知るためにも、前作となるプロメテウスを観ておくことをお勧めします
また、劇場版の本編では描かれてないシーンが予告動画になっているので、こちらも先に観ておくといいかもしれません。
4分30秒近くある長めの動画ですが、コヴェナント号のクルーたちの絡み。
本編では一度も揃う事のないメンバーという事もあって、正真正銘この動画でのみ見れる風景です。
とりあえず、エイリアン:コヴェナントを観に行く前に観ておくべき動画と映画を紹介しました。
てなわけで、ここからは感想と考察に行きます
感想と考察
最初の方でも書きましたが、この映画は映画としては楽しめるけどエイリアンシリーズとしては並・平凡な映画です。
登場するエイリアンが恐いし圧倒的な力を持つ生物とのスリリングな物語はしっかりと描かれています。
さらに、エイリアンを誰が作ったのかというのもしっかりと描かれています。
てなわけで、エイリアンを誰が作ったのかから話していきます。
エイリアンを作ったのは?
このエイリアンを作った犯人というか、エイリアンを
エイリアンシリーズに
登場する姿に
育て上げた
のがプロメテウスに登場したアンドロイドのデビィッド。
デビィッドは、プロメテウスのラストでショウ博士と共に人類と同じDNAを持つ祖先に報復に向かいました。
その報復は成功するもデビィッドの中に眠っていた願望が爆発し暴走。
今となっては、人間をサポートするために作られたアンドロイドでありながら自分の意思で人すらも平然と
自分の目的の犠牲
にするロボットになっています。
プロメテウスの頃からおかしな発言をしていましたが、コヴェナントでは本格的にぶっ壊れていました。
コヴェナントで破壊されるかと思いきや、まさかのラストも生き残り。
エイリアンを更なる高みへと導くための研究を続ける気満々のラストでした。
残された謎
エイリアン:コヴェナントで一番最後まで残ってしまった謎が
誰がデビィッドを
治したのか?
という事
というのも、プロメテウスのラストでショウ博士と共に人間の祖先に報復に向かう際には、デビッドは首だけになっているんですよ。
異星人との戦闘で首から下を失った状態で、ショウ博士と共に異星人の宇宙船で向かったというラストでした。
にも拘らず、今作ではデビッドはアンドロイドの体を完全に手に入れていました。
いったいどこでデビッドは体を作り直したのか
これが謎すぎるんですよ。
ちなみにですが、この動画はまず間違いなく別。
これは異星人がアンドロイドを作っているようにも見えます。
しかし、背景が本編で出てきた背景と同じでありこの時に作られたアンドロイドは
デビッドではなく
ウォルター
という、今作で登場する同型で新OS?を組み込まれたアンドロイド。
つまり、この予告編は身体を失ったデビッドを異星人が再生している動画ではなくて、ウォルターという今作のアンドロイドが作られているシーン。
ちなみにですが、このシーンは本編では登場しませんがウォルターが作られた直後の部屋と同じなのでまず間違いないです
また、ショウ博士とデビッドがプロメテウスのラストで逃げる際に
人類の物資などは
全て失われている
ので、ショウ博士が作り直した可能性は非常に低いです。
非常に低いというか、限りなく不可能です。
どう考えても、物資的にデビッドの身体が直っていたのがおかしいんですよ。
もっと言えばショウ博士はデビッドに対しても不信感を抱いていたので直す理由がない…
というよりも、ショウ博士はバカじゃないので首のままだけの状態の方が都合が良い事は理解できたはず。
つまりですよ…
デビッドを治せる物資もなければ治す理由も誰にもない
そういった状況だったにもかかわらず、本作では五体満足での登場…
いったい何があったのか?
どんなに考えても答えが見いだせないし、物語が崩壊している気がする。
挙句の果てに、今作のラストも次回作に続くみたいな終わり方だったし…
頼むよ…マジで…
まとめ
正直言って、本編よりもデビッドを誰が作り直したのか?が気になり過ぎて物語にのめり込めなかったです。
ショウ博士とデビッドは異星人の宇宙船で移動していたはずだし、異星人の技術にアンドロイドはないはず…
にも拘らず、デビッドは五体満足に再生しショウ博士はデビッドの実験台として殺されている…
プロメテウスのラストから本編までの間に何があったのか?
こればかりが気になって仕方なかったです。
おまけに、物語の流れも微妙というか衝撃がないっていうか…
あぁ~そうくるだろうねっていう同じ姿かたちの2人ネタでラストを迎えられてもね。
評価できるとすれば、エイリアンシリーズ1・2・4をしっかりと意識した
エイリアンの倒し方!
やっぱりエイリアンシリーズと言えば
こんなのどうやったら倒せるんだよ…
という絶望をたっぷり味わって
か
ら
の
↓
宇宙にポイっ♪
これが見たかった(笑)
エイリアン3で裏切られた時の衝撃は今でも覚えているけど、久しぶりにエイリアンらしい倒し方が見れてホッとしました。
困った時は宇宙にぽいっ
しっかりと覚えておきましょうね
はい…お察しの通り
なんだかんだ言いつつ楽しんだパターンでした(笑)
それでわっ