ミカロス達を止める最後の闘いが幕を開けたヘルク!

 

凄まじい戦いが繰り広げられていましたが、戦いは衝撃的な幕引きとなります!

 

色々と衝撃展開が繰り広げられるヘルク10巻の感想です!

ヘルク10巻のあらすじと感想※ネタバレ注意

衝撃の決着!さすが人間の王!!


世界中に人間を化け物に変えた雪を降らせようとしているミカロス達。

 

そんな彼らの暴挙を止めようと、ヴァミリオ&ヘルクが遂にミカロス達が待ち受けている王の間に到着し、最後となるであろう戦いが幕を開けました!!

 

 

しかし、ミカロスは世界の意思に触れ不死にも近い能力をもち、さらには圧倒的な数の翼の人間も居たり…

 

敵の計画を阻止するために短期決戦を臨んでいるヴァミリオ達は厳しい状況に陥ります。

 

 

残された少ない時間の中、圧倒的な数と不利過ぎる状況の闘いが続きましたが、この戦いは意外な最後を迎えました。

 

その最後とは…

引用:ヘルク10巻 64p

ミカロスの支配下にあったはずの人間の王による突如の裏切り!
Σ(´∀`;)

 

大量の翼の人間を操り、ヴァミリオ達と戦っていたミカロスに不意打ちで回復の暇を与えずに黒幕であったミカロスは殺されてしまうという衝撃の展開‼!

ポーンポーンポーンポーンポーンポーン

 

これまで頑張っていたミカロスがあっという間に、それも容易く死んでしまう急展開。

 

さすがに1500年もかけた計画成功寸前で、仲間に裏切られて死んじゃうってのはかなり可哀想に感じた。

(´・ω・`)ショボーン

 

というか、こんな死に方じゃミカロスの無念って計り知れないよ。

 

ミカロス…ことある事にドヤ解説するキャラが好きだっただけにもう少しマシな終わりを迎えてほしかった(笑)

 

王の正体とは古代人!?


ミカロスを裏切った王様の正体は、これまでも度々登場していた…

引用:ヘルク10巻 139p

古代に栄えた超古代文明の生き残り!

 

厳密に言うと、人間の王の精神を乗っ取った古代人なので生き残り?というのかは微妙ですが古代人の精神を持つ存在です。

 

 

王都についてからもヘルク達を王の間へと導いたりと、ミカロスを裏切ることを画策していたわけですが、彼の目的は『世界の意思』から星を守ること。

 

というのも、この世界は何度も生まれ変わっていて、それは自然の摂理。

 

彼曰く『世界の意思』とは、新世界誕生の摂理が滞った際に、流れを促すために出現する存在だそう。

 

 

つまり、世界の意思』とは世界から見れば世界を正しい流れに戻す正義ということになり、逆にこの世界に生きている全ての者にとっては、自分たちを文明ごと滅ぼそうとする究極の悪。

 

そして、王はこの世界の意思から星を守ろうとしているのであると。

 

 

一見するとヘルクやヴァミリオと協力関係になれそうな人物なのですが、残念なことに彼とは戦うことになりました。

 

ヘルクの正体は世界の意思?


文明を世界の意思から守るという王様でしたが、彼が世界を守るために要求したのがヘルクの肉体。

 

というのも、『世界の意思』に触れたのはミカロスだけとは限らず、ミカロス以上に脅威と育ってしまった存在が居る可能性もあるとのこと。

 

圧倒的な存在に立ち向かうには、王の身体では力不足と感じているらしく、世界の為に精神を破壊し至高の肉体であるヘルクの身体だけを譲渡してくれないかと交渉してきます。

 

 

しかし、大切な人たちの思いあってこそ今の自分があるのだという考えに、長い旅でヘルクは至っていて、自分が死ぬことは出来ないと。

 

こうして、交渉は決裂したのですが、王は交渉を辞めヘルクの肉体を奪う術を発動するのですが、またも衝撃の展開が待ち受けていました!!

引用:ヘルク10巻 186p

ヘルクの精神を乗っ取ろうとした人間の王は、なぜか世界の意思?と思われる力に逆に侵食されてしまいます。

 

そして、ヘルクを見つめ『まさか、お前も』という意味深な言葉を…

 

 

これってヘルクもミカロス同様に世界の意思に侵食されていた?存在っていう事なのかな?

 

だとすると、世界の摂理を滞らせていたのは古代人(人間の王)で、その存在を消すために送り込まれたのがヘルクということ?

 

…でも、もしそうだとなのであれば、人間の王を倒した後ヘルクは世界を滅ぼすために行動を起こしてしまうということに?

 

ヘルクと戦うとか想像するだけでも汗だくなんですが…

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

 

 

ヘルクが世界の意思に触れている存在かもしれないという不吉過ぎる展開だし

 

ラストのヘルクの顔が悪者過ぎて今後の展開が不安過ぎるところでヘルク10巻は終わりです。

ヘルク10巻の総評

最後の敵となると思われたミカロスを人間の王が裏切り、その人間の王がヘルクの身体を奪おうとしたことによりヘルクが『世界の意思』に触れた人間である可能性が急浮上!

 

クライマックスにして衝撃の急展開が2回も巻き起こりました!

ポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーン

 

ミカロスは死んじゃうし、ヘルクは世界の意思に触れている存在かも知れないし、どうなちゃうんだここから…

ヽ(д`ヽ)。。オロオロ。。(ノ´д)ノ

 

 

クライマックスなのは間違いないだろうけど、ヘルクが世界の意思に触れている存在だとするとここからヴァミリオ達と戦う展開になってしまうのか?

 

というか、人間たちは元に戻れるのか?

 

…最強の存在であるヘルクが世界の意思に触れているかもしれないとか、不安過ぎて次巻が待ち遠しすぎる‼

 

 

どうなっちゃうんだろう…

 

人間が元に戻って、帝国のヴァミリオ達と一緒に楽しく宴を上げられるラストであってほしいけど、色々と不安過ぎる展開なヘルク10巻の感想でした!
(* ̄▽ ̄)ノ~~♪