宇宙人の都合で超兵器が詰まったロボットにされてしまった犬屋敷と皓。

 

同じ超兵器のロボットとなりながらも、人を殺すことで生きがいを感じる皓と人を救うことで生きがいを感じる犬屋敷は真っ向からぶつかることになりましたが、無事に犬屋敷が勝利しました。

 

 

2人の戦いに決着が付きひと段落かと思いきや、物語は衝撃?展開へ!

 

いぬやしき9巻の感想

家族に打ち明ける

負傷した人を救うために行動していた犬屋敷の姿は、テレビやSNSで大々的に報じられてしまいます。

 

 

テレビを観た家族に詰め寄られた犬屋敷は、自分の正体がロボットであり、もしかしたら自分が元の自分ではない可能性を…犬屋敷を元に複製されたロボットである可能性も明かします。

 

 

こうして、自分がロボットであり偽物であるかもしれないという話を打ち明けたのですが…

引用:いぬやしき9巻 45p

母と娘はロボットである犬屋敷を家族として認めてくれるわけです!

 

犬屋敷の気持ちを考えると、これほどうれしい事はないだろうし感動的なシーンですよね!

 

 

でも、冷静に考えるとおかしいっていうか、息子にめちゃくちゃ共感しちゃうシーンでもある…

( ̄▽ ̄;)

 

 

共感したのは息子の『おかしいよ…何コレ…』

 

…確かに、おかしいよね…(笑)

 

 

この状況というか、ロボットであるモノをこうも易々と父と信じちゃう母と娘はおかしい!

 

普通に自分の父がロボットだったなんて打ち明けられたら数日は考え込むよ?

 

だって、見た目と記憶があろうと、目の前にいるのはロボットであって人間ではないんだもの…

 

 

お父さん型のロボットであって、お父さんではないでしょ?…おまけに超兵器だし…

 

強引すぎる展開だなと感じざるを得ない展開でもあったかなぁ…

(;^_^A アセアセ・・・

 

 

隕石から人類を救おう

 

犬屋敷と皓の戦いに決着が付き、犬屋敷の正体をロボットと知った上で家族も受け入れてくれた。

 

やることがほぼなくなった展開から、犬屋敷の物語はクライマックスへ向かいます!

 

 

『いぬやしき』の物語のクライマックスは…

トランプ『3日後 巨大な隕石は地球に衝突します…』

引用:いぬやしき9巻 153p

 

人類の文明を余裕で崩壊させるレベルの隕石が3日後に直撃するという衝撃的なモノ。

 

この人類を滅ぼす隕石を犬屋敷が止めにかかるっていうのが、いぬやしきの物語のラストになりそう。

 

 

両腕捥がれながらも皓も活動しているので、最後は犬屋敷と皓が協力して隕石を止めるって事で終わりそうかな。

 

ふぅ~んって感じの展開になってきたんだけど、この隕石が皓と犬屋敷をロボットに変えた宇宙人の陰謀だったら面白かったとは思う。

 

 

犬屋敷たちをロボットに変えた奴らは証拠隠滅を図って2人をロボットにしたわけだけど、それがバレそうで危うくなってきたから『地球ごと滅ぼしちゃえば解決だ♪』みたいな、ふざけたノリだったら面白い展開だよね。

 

まぁ『前大統領引き継いだ』という発言があるので時系列的に、おそらく宇宙人は絡んでなさそうだけど。

(´ヘ`;) 

 

 

普通にロボットになった2人が協力して隕石を破壊して人類を救って終わり。

 

『いぬやしき』の物語の終わりはそんな感じかなと思う展開でいぬやしき9巻は終わりです。

 

読み終えて

犬屋敷と皓という、ふざけた理由でロボットにされてしまった2人が、真逆の生き方をした物語。

 

最初は2人の戦いに決着が付いて物語は幕を閉じるのかと思っていたけど、最後は2人が協力して隕石から地球を救うっていうことになりそう

 

ロボットにされた自分が本当に生きているのか?という不安から迷走し暴走してしまった皓が最後に人類の為に動く流れになりそうで、皓も多少なり報われるのかな?

 

 

次巻となる10巻がラストという事なので、最後に物語にどう幕が下ろされるのか?

 

ロボットにされてしまい人生を大きく歪められてしまった2人の物語がどう完結するのかが楽しみ♪

 

 

いぬやしき9巻の感想でした!
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪