進撃の巨人22巻の表紙は海にたどり着いたエレン・ミカサ・アルミンの幼馴染トリオ!
幼いころからの憧れの場所にたどり着いた3人が、さぞ嬉しそうにしているんだろうなとか思ったら、予想だにしなかった展開が待ち受けていました…
エレンの状況を考えると本当に悲しくなる…
読んだ後に表紙を観ちゃうと辛くなる進撃の巨人22巻の感想です!
進撃の巨人22巻 感想
グリシャに巨人の力を託した人物
前巻までの物語でエレンの父・グリシャが壁の外の人間であることが明らかになっていましたが、22巻ではエレンの父に巨人の力を託した人物が登場!
その人物の名前はエレン・クルーガー。
彼は9つの巨人の力の正統?後継者という事もあり、巨人について新たなる情報が明かされました。
中でも気になったのが、ライナー達が言っていた『座標』という言葉の意味。
クルーガー『すべての巨人…すべてのユミルの民はその座標へと繋がっている
空間を超越した『道』でな』
引用:進撃の巨人22巻
クルーガー曰く『座標』とは時間の概念を飛び越えて、すべての巨人・ユミルの民と繋がっているモノであり、記憶や意志もその『道』を通ってくる。
言ってしまえば、『時間軸を飛び越えてユミルの民に想いを伝えられる力』ですよ。
だからこそライナーはエレンが座標を持っている時が付いた時に非常に危機感を感じたんでしょうね。
だって、この力をつかえば時間を遡って過去のユミルの民を扇動しマーレを滅ぼさせる事も出来る可能性があるわけですから。
そして、エレンと長い時間を共に過ごしたライナーはエレンならば、それをやりかねないと感じたはず。
座標が何かということが明らかになったことで、12巻で『断言できる この世で一番それを持っちゃいけねぇのは エレン…お前だ』っていうライナーの言葉の真意が明かされたわけです。
『座標』の伏線が回収されたって感じですね。
たどり着いた憧れの海!
ウォール・マリアに入っていた巨人がほぼすべてだったようで、マリアを出てからほぼ巨人に出くわすことなくエレン達、新生調査兵団は海に到達!
塩が貴重だった壁内では考えられない大量の塩水…海。
海と言えばアルミン達が小さい頃に読んだ本で憧れた1つあり、彼らが外の世界を知りたいと強く思うようになったきっかけですよね♪
憧れの海にたどり着いたエレン達はどんなに嬉しそうにするのかなって思ったいたんだけど、予想外の反応で…
『向こうにいる敵…全部殺せば…オレ達自由になれるのか?』
引用:進撃の巨人22巻
幼いころから憧れを抱き、巨人たちの領域に踏み込んでまで一度は目にしたいと思った海にたどり着いたにも拘わらず、嬉しそうどころか絶望感すら感じる表情で一切嬉しそうにしないエレン…
そりゃーこうなりますよね…
だって、この観たこともないほど広い海の先には、広大な大陸が広がり、そこには自分たちの種族を滅ぼそうとしている人々が待ち受けているんですから…
エレンが求めていた『自由』を手にするのは、文字通り絶望的すぎるよ。
(ρ_;)
あとどれだけ殺せば自由を手にできるのか…?
自由を求めて戦ってきたエレンには過酷すぎる現実が、幼いころから憧れた海で叩きつけられたしまうという、辛い展開でした…
(´ロ`')
進撃の巨人22巻を読み終えて
o(* ̄ー ̄)〇グッ♪o(* ̄∇ ̄)ノバーイ♪