青の祓魔師19巻の表紙はメフィスト・フェレス。

 

味方のはずなのにイマヒトツ信頼できない奴ですが、19巻では表紙を飾っているだけあってメフィストが話の中心に!!

 

過去が明らかになったことで、意外にも信頼して良さそうな奴な気がしてきました!

 

青の祓魔師19巻 感想

十三號セクション

不死の薬・エリクサーの研究を進めているルシフェル達・イルミナティを調査しているライトニングと勝呂。

 

彼らが調査の末にたどり着いたのは、時の眷属を使った怪しげな契約であり、その契約に関わっていると思われるフェレス卿。

 

 

手にした情報をフェレスに突きつけた結果ライトニングと勝呂に祓魔塾の前身となったアサイラムというエクソシスト養成施設に導かれます。

 

ただ、この場所が予想以上にとんでもなく真っ黒な場所なんですよ…

 

 

どう真っ黒かというと…

『詰まる所アサイラムは青い夜で壊滅するまで

 

十三號セクションと呼ばれる研究施設の隠れ蓑だった』

引用:青の祓魔師19巻 56p

 

どっからどう見てもマズイ事している施設ですよね!?
( ̄▽ ̄;)

 

 

完全に真っ黒なんですが調べていくうちに明らかになった事は、この施設は悪魔の王たちの器のクローンを大量生産していた施設であるということ…

 

さらに、ココこそが十三號セクションと呼ばれる場所である事が明らかになりました!

 

 

 

つまり、十三號セクションとはメフィストやルシフェルなどの器を作るために作られた禁忌の施設であり

 

その施設は、祓魔塾の前身となるエクソシスト養成施設・アサイラムに隠されていたわけです。

 

 

 

こうして、エクソシストの組織が真っ黒に染まっているのかと思わざるを得ない展開になりましたが、意外にもこれには正当?な理由がありました。

 

 

それは何かというと…

 

メフィストは信頼できそう!

これまでも胡散臭いヤツで信頼していいのかわからなかったのがメフィスト・フェレス。

 

ただ、今回の一件でイルミナティとの戦いにおいては信頼して良さそうな奴だと思える展開になってきました♪

 

 

というのも、十三號セクションという真っ黒な組織に関わっていたフェレスですが、十三號セクションを作った理由というのが、兄・ルシフェルの暴走を止める為。

メフィスト『兄上のお苦しみも取り除けましょう!

 

さぁどうします兄上!!』

引用:青の祓魔師19巻 85p

 

前回登場した時も体の不調というかボロボロの体だったルシフェル。

 

これまでも何百年と器を変えるたびに数年単位で死を味わい続けてきたようで、苦しみへの我慢が限界に達し『惑星を破壊して平等で苦しみの無い世界』に帰そうとしていたんです。

 

そんなルシフェルの暴挙を止める為に作ったというのがクローン施設・十三號セクション。

 

 

 

新鮮な器(クローン)が簡単に手に入れば身体の朽ちが早いルシフェルも苦しまずに新しいのに変えるだけで済みますからね。

 

ブチ切れ寸前のルシフェルを止める為に、メフィストなりに最善を尽くした結果が十三號セクションだったわけです。

 

 

 

メフィストが完全に信頼できるかっていうと、まだまだ不安だらけだけど、それでもイルミナティに共謀しているとは考えにくい状況。

 

これまでもルシフェルの暴走を止める為に尽くしてきたと考えると、ルシフェル側に寝返るってのは考えにくいかなとは思います。

 

 

青の祓魔師19巻を読み終えて

まずわかったのが、8候王達は受肉した状態を気に入っているという事。

 

唯一アザゼルは新しい体を求めていないけど、その他の7王は常に新しい体を求めているわけで健全な体で人間界(物質界)を満喫したいってのが7王の本音みたい。

 

 

こう考えるとメフィストも、ルシフェルが不死薬・エリクサーを完成させたら一瞬で裏切ってきそうなんだよなぁ・・・
(´-ω-`;)ゞポリポリ

 

8候王たちが恐れているのは『肉体の死』なわけで、不死の体ってのは彼らにとっては魅力的過ぎますからね。

 

 

…本当に一瞬で立場変えそうな気がするなぁ…

 

メフィスト…
(´ヘ`;)

 

 

 

というか、ルシフェルって

 

『自分が体の不調で人間界(物質界)を満喫できないのに周りだけが楽しんでるのは許せない!』

 

ってのが本音だとわかると可愛く見えてくる(笑)

 

ルシちゃんも子供じみてるな意外に。

(´ω‘*) 

 

 

しえみの決断!

お母さんに『何かの話』を聞かされてエクソシストを諦めることを決断したしえみが印象的でした。

引用:青の祓魔師19巻 127p

 

なにを聞かされたのか、流されやすく自分の意見をはっきり言えない、しえみとは思えないほどにハッキリと強い意志で『エクソシストにはならない』というんですよ。

 

その姿には、出雲だけではなく燐も驚くほどだし、本当に何を聞かされたのかが気になる展開!!

 

 

ていうか、このシーンのしえみめっちゃ可愛いなぁ!
( ̄m ̄* )ムフッ♪

 

表紙を飾ったメフィストが霞むほどに、後半しえみが持って行ったのが19巻だな(笑)

 

 

 

とりあえず、物語としての注目すべき点はしえみの母がいったいなにを話したのか?

 

しえみがこれほどまでに強い意志で自分の道を選ぶほどのなにかなんだろうし、絶対に物語にも絡んでくる秘密でしょうから、ここは注目すべきだと思います!

 

 

 

十三號セクションの真実やルシフェル達の過去の動きが徐々に明らかになり物語が決戦に近づいている青の祓魔師19巻の感想でした!
o(* ̄ー ̄)〇グッ♪o(* ̄∇ ̄)ノバーイ♪