3月8日付けのITメディアビジネス ONLINE内の記事でこんなものを見つけました。

 

 

ちょうど同日の昨日、社内研修にて付加価値向上について触れており、一日一日少しづつ努力をしていくこと、その努力をすることが人間にとって難しいこと、難しいからこそ価値があり、評価(給与アップを含む)されることという話をさせてもらったばかりでした。また地方の低賃金ループについては非常に問題意識を持っており、どうすれば抜け出せるのかをずっと考え続けているので、現時点での自身の考え方の備忘録として書かせていただきます。

 

年収の低いランキングなどはいろんなサイトで特集を組まれていますが、例えばマイナビ転職調べでは、私達の所属している医療・福祉・介護サービスは、106位/110職種中です。

 

更に職種別で見てみると、その他福祉・介護サービス・栄養関連職やその他一般事務・アシスタント・受付・秘書関連職が309職種中下から5番目、6番目・・・

 

 

一般的な評価指標としてはこんなところなのでしょうね。更に地方ですから、地方×医療・福祉・介護サービスとなると、なかなか大変な気がするのは、想像には難くないと思います。

「地方」というキーワードについても考える必要がありますが、それは企業だけでなく教育側の責任もありますので、別の機会に書こうと思います。

 

当社の本業は、認可制の制度事業なので、値決めが勝手にできない仕組みになっています。また、義務付けられている業務もあるため、こちらがその要員と時間を確保しなくてはなりません。そのバランスが難しくなっています。また管轄が国でも県ではなく市町村のため、提出書類ややり方が地域によってマチマチで、それが会社としての効率化を阻害する要因になっていると感じています。そうは言うものの、その事業に参入したのは会社の都合ですから、その枠組の中で事業を伸ばしていかなくてはなりません。他社と同じようなことをやっていれば当然、規模の大きい会社が有利でしょうし、従来と同じやり方をしていればいつまでたっても効率はあがらず、収益性も向上しないでしょう。

 

いま担当案件数、業務のやり方も時間がかかるため、その上更に教育の時間を確保してもらって考えてもらって改善してもらうのはとても大変なことだとは思います。それでも、やらなくてはいけないことですし、やるためのきっかけになる時間、気づいてもらう時間にしてもらいたいと考えています。

 

それにしても、熊本県と鹿児島県の最低賃金が同額なのは意外でした。熊本市は全国17大都市としてランクインしており、全国展開しているような会社も熊本(または博多)を境に展開を止めているようにも見受けられ、また感覚としては野間の関跡※出水市、薩摩と肥後の国境)からは結構な賃金格差があるように感じていました。しかしデータで見てみると、例えば県別の総生産は鹿児島県の5兆5千億に対して熊本県は6兆1千億、この6千億の差は鉱業、製造業、建設業の第2次産業の差でした。熊本県は海沿いと内陸部に工業地帯がありますが、鹿児島には大きい工業地帯がなく、工場が単発で程度ですから、それが差になってでているだけなのですね。人口も熊本の178万に対し鹿児島164万で大差ないですね。なるほど。