
動物と人の幸せのお手伝い


もの創りから癒しまで

変幻自在のiosiris(イオシリス)

ほずちゃんこと中村瑞穂です


18日 白老ポロトコタン

唄や躍りを見終わったあとに
湖に向かってムックリ(口琴)を奏でる娘さん達
響きがよいらしいんです

(私はムックリ持ってなかったのでやってないけどね

めっちゃカンナカムイ(龍神)が優雅に舞ってました

龍がいなくなるとお空へ晴れに



なかなか迫力もありましたね~

お昼頃だったので
アイヌ料理をいただくべく
施設内のお食事どころへ


オハウ(汁物)セットチョイス

シャケのシンプルな塩味汁
イナキビご飯
ウドの酢漬け(だったかな?)
シト(何のお団子か忘れた

……めっちゃ普通に
知らずに家で食べてた

ものばかりだったです(笑)
イナキビご飯とシトは珍しいですが

ご飯を食べてから売店で物色

もんの凄く気になってたマキリ(小刀)をゲット


そろそろ施設を出て
まだ時間があるから白老を少しまわろうか~

……なんて 話をしていたら
レラさんがこないだ言っていた方にばったり

帰ろうとしてたのですが
時間があれば……と
資料館を案内しますよ とご提案頂き

お土産物屋さんも付随してる資料館に逆戻り(笑)
実は
始めにつら~っと三人で視てたのですが
わたしが強烈に印象に残ってたのが
当時を再現したお人形や動物の剥製になってたブースの
キツネから目が離せなくなったこと

あら



資料館などは独特のものがあるので
入るときは気を付けなくちゃですね

入口にはアイヌの世界観を表す大きな絵があります



太陽が女神なら

月が男神
梟もカムイ(神)
実家は母が梟大好きで
何気に梟だらけです(笑)


わぁ

生きてるみたい



鹿は神ではなくて
大切な食料として
鹿を司る神が 鹿を与えてくれているという考えだったようです

ここがアイヌを表すような考えだと
マニアックな解説をしてくれました(笑)
あれ……

あれだけ大事にしてる
キムンカムイ(熊)がいない

見つけられず聞いてみると



いったー

全く熊に見えなかったし



ひとつひとつ丁寧に説明をしてくれて
質問なども応えてくれて
当たり前ですが
何となく三人で見てまわったのとでは
全く違いますね

アイヌの宝物は
アイヌではつくれない
漆の漆器類や蜻蛉玉などの
倭人との取引でえたものは
とても貴重なものだったそうです


素敵なタマサイ(ネックレス)

これは正装姿ですね

男性のオシャレは
マタンプシ(はちまき)部分の飾りなんだとか


右上マキリ(小刀)
この繊細な彫り物


これは案内してくれた方の私物で
ご自身で彫られたもので
売り物でも展示品でもないのです!
機械も使わずこの精密さ…びっくり

他にも
他国の少数民族の服や装飾品なども
展示してありました


あ!
めっちゃコワイ写真になってた


龍の刺繍が入ってる~


云わずもがな……めっちゃ~着たい


双龍の上に親玉が(笑)
五本指の龍は位が高いのだとか



これも風合いが中国っぽいですね


どの民族も 根底には
『自然を尊い 自然と共に生きる』在り方

場所は違えど人間が自然の一部だと言う暮らしをしていたと想います

資料館も大満足で
白老ポロトコタンを後にしました


帰りにYさんを送り
Mちゃんとご飯を食べに某店へ

喫煙ブースで
何の気なしに携帯で遊ぶと……


太陽の光と変わらない光り方してる!
なんか電灯で初めての気が……

太陽が二つある~


もう少しだね

おまけ

すごく気になって
手に入れたマキリ(小刀)


ネックレスタイプ 全長7.5cm
ちっさ




もちろん 本物の刃付

めちゃくちゃ切れ味凄い


殺傷能力 0%
殺す前提なの~?(笑)って言われちゃった

それくらい小さいと言いたかっただけだけど(笑)
マキリ……
私的には『魔切り』そんな印象が強いかも

北海道へ来た際は是非 アイヌの郷へ

読んで頂きありがとうございます

更にオマケ

紅葉が益々 鮮やかになってます
