前回の記事を書いていて、思い出したこと。
前回の記事↓
私が小学4年生まで通っていた小学校は、元お城でした。
私が入学した時点で、創立100周年でした。
今、調べてみると創立は明治10年よりも前でした。
のちに転校するのですが、この城跡小学校は、他の小学校よりずっと広かったと思います。
まあ…建物の大きさの比率も変ですが…。
うろ覚えの記憶で…。
で…トイレです。
広い学校なのに、トイレは2カ所。
校舎の両端にありました。
校舎は3階建てです。
しかも、この学校のトイレは水洗ではなかったのです。
みんな、「ぼっとん(ボットン)トイレ」 と言っていました。
トイレ2は、先生たちがよく利用していました。
低学年の間は校舎右側の教室なので、トイレ1を利用します。
トイレといえば…怪談話です。
ぼっとんトイレなので、想像豊かな 噂がたくさんありました。
このトイレ1の場所は、昔 「首切り場」だったという噂。
これがまた、話にハクがつくんですね。
小学校の近くの塾に通っていたのですが、この塾の先生がお城の見取り図をみたことがあり、「確かにあの辺は首切り場だった」と言っていました。
先生、ほんと?
面白がって、うそついてない?
また、うわさに尾ひれがつく…。
用をたしたあと、トイレの下を見ると 「血が付いた包帯を巻いた人の頭が見えた」とか。
1・2年生の頃は、一人ではこわくて学校のトイレに行けませんでした。
仲良くなった子によく「トイレ、ついてきて?」と言われました。
トイレに行く時は、必ずふたり。
まあ、安全のためにはいいかもしれません。
そのために、怪談話があるのかな?
昔の小学校は、誰でも自由に出入りできましたし。
そういえば仲の良かった友達ひとりが、「学校のトイレには行かない」宣言をしていました。
暗い・汚い・くさい・おまけに「元首切り場の噂」じゃ 行きたくないわなあ…。