娘は現在アラサーです。
小学3年生の時にLD(学習障害)・ADD(注意障害)と診断されました。
これは今から10年ほど前のこと。
***
医療系に進学希望の娘は、
高校1年の時からオープンキャンパスに参加していました。
前の記事
オープンキャンパス1校目のA大学は、
通学面で進学先候補からはずれました。
次に行ったのは、
私立B大学
A大学の次はB大学です。
その次はC大学です。(^_^;)
開校して3年目くらいだったと思います。
まっさらで綺麗な大学。
食堂の大きな窓からは、海が見えました。
(どこの大学かわかるような発言)
お手洗いは、人が入ると自動で電気がつくようになっていました。
人感センサー?
(私も娘もビックリ)
ホテル並みに綺麗なお手洗いでした。
名前を書いたあとは、
校内の地図とオープンキャンパスの予定が書かれたチラシをもらいました。
「好きなところをまわってきてね。
〇時になったら、講堂に来てね。」
そんなふうに書かれていました。
放任主義。
自由。
その反面、自分の行動をしっかり管理しなければ、おいていかれそう。
地図を見ながら、興味のある学科へ行き、〇時に講堂へ。
そんなに広くない大学ですが、
A地点からB地点まで、歩いて何分かかるのか?
迷う心配は?
私は、この大学好きでした。
ほっといてくれるあたりが…。
私だったらこの大学に行きたい!
でも娘は、ちょっと心配かな。
方向音痴なのと、情報収集面で。
この日は紙に書かれたものを渡されたからいいけど、
口頭で伝えられたものは、
「聞こえない」(聴覚情報処理障害があるため)こともありうるし。
すぐに周りに聞ければいいけど、それもできないことがあるかもしれないし。
娘は薬にも興味があったので、ちょっと覗いてみようか…と薬学科に行ってみました。
そのあとに希望の学科に行こうと思っていたのですけど、時間がなくなって講堂に行くことになったのでした
薬学科で…。
薬の分包を機械でやらせてもらいました。
なんか白い粉を入れて、それが袋に分けられてちゃんと封をされている…という。
病院でもらう粉薬と同じ、少し透けている白っぽい袋。
娘 「一日何回、一袋何グラム、1週間分って…。計算いるやん!」
(娘は計算障害あり)
「薬剤師は絶対無理やわ…」
…となったのでした。
そのあと、薬学科の先生のあとについていって、勉強・研究中の学生さんに会ったり、分子構造模型を見せてもらったり、植物を育てているお庭を見せてもらって、図書室へ。
先生は
「開校したてだから、まだ書物は少ないです。
古い大学の方が本がたくさんあるよ」
と言っていました。
それから、分子構造模型…。
こんなのがあるんだって、初めて知りました。
高校でこれを使って説明したらわかりやすいんじゃないかな…?
化学で完全につまづいた私です(^^;)
就職組だったので、平均点が取れていれば問題なかったんだけどね。
時間通りに講堂に行って、お話を聞きました。
B大学は、別の敷地の大学に医学部もあって、医療系の職業科目が全部そろっている大学です。
そこで、学生の時からチーム医療を意識して学んでいくそうです。
チーム医療…それぞれの医療従事者(医師・看護師・薬剤師など)が患者さんの情報を共有し、連携して医療行為を行っていく。
各学部が集まって、共同ミーティングがある感じかな?
実践的でいいけど、これは娘には合わなさそう?
複数の人数でいろんな考えがいき交う中で、娘の頭の中が混乱状態になると思う…。
お友達との会話でもついていけてなかった子だし。
…ということは、職業自体が能力的に向いてないんじゃないか…とも思う。
病院に勤めなければいいのか??
そういう問題なのか??
この日は薬学科を見学したことで娘の希望の学科に行けなかったので、「また次の機会にこの大学に来よう」ということにしました。
そんなわけで、B大学 まだ続きます…