白柴の柴次郎さんは、
推定年齢15歳から17歳くらい、
かなりの高齢犬です。
2年ほど前から、寝ていることが
多くなり、去年の秋には
ひとりで立ち上がれなくなってきました。
車イスをすすめて下さった方が
あり、ググって見るとかなり
良さそうです。
そこで、柴次郎さんにも
使ってもらうことにしました。
ただ、困ったことに
柴次郎さんは、とっても人見知り
なんです。
車椅子を注文しても、
やはり使う時には、作った人が
細かい調整をしてくれて初めて
快適にのれるようになるみたいです。
家族が抱っこするのも嫌がるのに
専門の業者さん(知らない人)が
来て、いきなり見た事もない物に
乗せられたら…
しかも乗せる時は、柴次郎さんが
嫌いな口輪が必要だろうし、
パニックになるかもしれません。
せっかく良いものがあっても、
イヤになったら、役に立ちません。
どうしようかと考えながら
他の犬用車イスのサイトを
いろいろ見ていたら、
なんと手作り解説サイトが
いくつもあるではありませんか!
しかも動画まで!
え~? すご~い!
と感激して見まくってるところへ
息子がのんきに「何見てるの?」
と聞いてきた…
で、いろいろ見せたら
「やってみるよ」とうれしい言葉。
そこへ、旦那さんも加わって
1号機が出来上がりました。
だんなさんが言うには、
「これでうまく行かなくても、
寸法とか、もう、かなり正確に
分かっているから、
プロに頼んでも最低限の調整で
済むはずだよ」
今さら嫌な思いは
できるだけさせたくないからなぁ
とふたりとも言います。
自分たちで作ってみたいという
気持ちもあったでしょうが、
車椅子を作った一番の理由は
やはりこれですね。
ふたりが手間暇かけたカイあって
車イス(1号機)で歩いた後、
柴次郎さんの動きがぐっと
よくなりました。
車イスで歩くって、すごく効果が
あるんだと実感しました。